サラダとすりおろしパルミジャーノ

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AYA：チーズと野菜　いっしょに食べて栄養バランスアップ

2013年01月30日　12:17

　チーズにはカルシウムが豊富に含まれているほか、良質なたんぱく質、体の調子を整えるビタミンA、ビタミンB2が含まれています。

　◇女性の美容にうれしい食材

　カルシウムは丈夫な骨をつくるうえ、脂肪分解を促進して肥満を防ぐと言われています。なかでもチーズのカルシウムは、魚や青菜より体内への吸収率が高い点も魅力です。また良質なたんぱく質には必須アミノ酸を含む20種類のアミノ酸がバランス良く含まれています。必須アミノ酸は体内で作ることができないので、食事から摂取する必要があります。皮膚の細胞を作り、ハリのある美肌には欠かせない栄養素です。

　ビタミンAは、皮膚の新陳代謝をスムーズにして美しさを保つばかりでなく、目の健康にも欠かせません。ビタミンB2は代謝を高めて脂肪の燃焼をうながします。またどちらにも、皮脂の分泌をコントロールして乾燥肌や脂性肌を改善する作用があります。

　このようにチーズとは女性の美容にとってうれしい食材と言えます。

　◇野菜や果物をいっしょに取ってバランスアップ

　しかし、チーズには食物繊維とビタミンCが足りないので野菜や果物を一緒に摂取するとバランスが良くなります。

　イタリアで「チーズの王様」と呼ばれているチーズ「パルミジャーノレッジャーノ」があります。大型で長期熟成したハードタイプのチーズです。一口大にしてそのまま食べることもできますが、サラダの上にすりおろすといいでしょう。薄くスライスすると口どけがよくなります。バルサミコ酢と一緒に食べるのもおすすめです。

　アジアンテーストが好きな人は、ゴーダチーズと好きな野菜を生春巻きで包んでスイートチリソースと一緒に食べてみてください。濃厚なゴーダチーズの食感とスイートチリの爽やかな辛みが絶妙にマッチします。

　また、メキシコ料理のタコライスも良いでしょう。ごはんの上にキャベツの千切りやダイス状のトマトなど好きな野菜を盛り付けて、その上にチェダーチーズやホワイトチーズをのせてサルサソースをかけるだけ。チーズと野菜を一度においしく摂取できるシンプルな料理で、子供にも好かれるメニューです。

　野菜や果物と一緒に食べることで、チーズの味がおだやかになります。チーズが苦手な人も食べられるのではないでしょうか。