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アメリカ―ノとサラダで11ユーロ!
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アメリカ―ノとサラダで11ユーロ!

33歳、海外留学します!:第19回 ダブリンでかさんだコーヒー代

 アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん(33)=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回はダブリンでの週末の過ごし方と出費についてつづります。

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 ◇週末はお散歩がてらシティーセンターへ

 私の住まいはダブリンのシティーセンターまで徒歩30分の好立地だったため、週末はよく歩いてショッピングストリートへ遊びに行っていました。メインストリートのど真ん中にあるスパイアというモニュメントで友人と待ち合わせて、ブラブラと街を散策するのが定番でした。

 ◇小規模なシティーセンター

 アイルランドは他のヨーロッパ諸国に比べて田舎だとよくいわれるのですが、実際ダブリンのシティーセンターも東京に比べればかなり小規模です。ひと通り生活に必要なものはそろえることができ、衣料品に関してもハイブランドから手頃なカジュアルブランドまであることはあるのですが、お店の数は多くないため、大都市暮らしに慣れた私にとっては物足りなく感じることもありました。

 ◇誘惑が少ないことは倹約にGOOD

 ただ、そのことは私には好都合でした。というのもムダ遣いをまったくせずに済んだからです。自分好みの洋服屋さんや雑貨屋さんもいくつかありましたが、誘惑の数が東京より圧倒的に少なかったので、倹約ライフを着実に行うことができました。

 ◇意外にかさんだ出費は…

 正直一番お金を費やしてしまったのは、コーヒー代だと感じています。友人と会う場合はたいてい一度は「お茶をしながらしゃべろう!」とカフェに行く流れになるので、1日3ユーロ、月に90ユーロほどを使っていました。

 私が滞在していた頃は1ユーロ=136~140円だったので、月に約1万3000円もコーヒーだけに使っていたことに……。2~3カ月たった頃からは高いチェーン店は避け、個人経営のカフェを利用するようになりました。

 ◇コーヒーは東京より高い印象

 ダブリンに来てすぐに感じたのですが、チェーン店のコーヒーの価格が東京よりも高いんです。スターバックスをはじめ、コスタやインソムニアというチェーン店が街中のいたる所にあったのですが、チェーン以外のお店より1~1.5割増しの価格帯でした。日本だと個人経営のお店の方が割高なイメージを持っていましたが、ここでは逆でした。

 ◇飲食店は観光地プライス

 食べ物に関しては、どこも本当に高い! ダブリン市内はほぼ全域が観光エリアなので、基本的に飲食店の価格も観光地プライス。学生の身分である私にとっては、レストランでのディナーはおろか、ランチもたまにしかできないぜいたくなイベントでした。でもその代わりにパブはリーズナブル。とりわけアイルランド特産品のギネスビールはお手頃プライスで、レストランよりもパブで夜を楽しむ友人が多くいました。

 次回もこちらでの日常生活の様子を写真入りでお伝えします!

 <プロフィル>

 ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越しをして、現在は試験勉強に勤(いそ)しんでいる。

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