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連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」で主演を務める菅野美穂さん
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連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」で主演を務める菅野美穂さん

菅野美穂:45歳でバレエ教室に通い始め「毎回、恥をかきに行っている」 主演連ドラの役作り

 俳優の菅野美穂さんが、2023年10月期の連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系、木曜午後9時)で主演を務めることがこのほど、明らかになった。役作りで「刺しゅうとバレエの教室に通い始めました」と明かし、45歳で通い始めたバレエについて「毎回、恥をかきに行っている状態ですけど(笑い)」とコメントした。

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 続けて「同時に楽しくもあり、夢中になる人の気持ちが分かりました。ドラマのご縁がなかったら『体も硬いし、やったこともないのに、こんな年齢から……』とためらい続けて、バレエの素晴らしさも教室の共同体感や癒しも味わえなかったと思うので、本当にいい機会をいただきました」と話した。

 ドラマは、今年4月に発表された「第27回手塚治虫文化賞」(朝日新聞社主催)で「マンガ大賞」に選出された入江喜和さんの同名マンガ(講談社)が原作。菅野さんは、地味でタフで明るい主婦ヒロイン、伊沢ゆりあを演じる。

 ゆりあは刺しゅう教室を開いたり、少女時代にはバレエに夢中になったこともあるキャラクター。菅野さんは「彼女の気持ちに近づくためにも、余白の時間もいろいろ考えを広げたいと思って」と刺しゅうとバレエの教室に通い始めたという。

 刺しゅうでも学びが多いといい「『人生に通じるな!』と(思う)。人生の糸を自分でたぐり寄せ、絡ませながら縫い込んでいくと、途中はどうしようもないと思っていた人生も、最後には愛着や味わいが深まるんだろうなって、改めて感じました」と気持ちを語った。

 ドラマについては2児の母親でもあることから、「今はまだプライベートで育児に手がかかり、日々のノルマに追われている最中ではありますが、体力・気合い共にコンディションを整えながら、“眉間にしわを寄せて一生懸命生きているヒロイン”を魅力的に演じられたらいいなと思います」と期待を込めた。

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