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小栗旬:瑛太の主演ドラマは「俺でも良かった」 「銀魂」舞台あいさつで嫉妬心?

 俳優の小栗旬さんが15日、名古屋市内で行われた公開中の主演映画「銀魂(ぎんたま)」(福田雄一監督)の舞台あいさつに福田監督らと登場。福田監督から「何でもやりたがる。すごく嫉妬深い」と芝居への情熱を明かされた小栗さんは「『ハロー張りネズミ』っていうドラマも、瑛太じゃなくて俺でもよかったんじゃないかなと思ったりする。ああいうオファーは来ないんだよなあ……。瑛太のポジションほしい……」と冗談とも本気ともつかない表情でつぶやいた。

 福田監督は小栗さんについて「20代のころは単なる“熱い男”だった。結婚して子供が生まれる流れの中で、“熱さ”がいい意味で抜けてきた」と話し、「その頃に銀魂の脚本を書いていたから『これは小栗旬しかいない!』と思った」とキャスティング秘話を紹介。小栗さんは「ありがとうございます」と照れたような笑顔を見せた。

 この日は共演の長澤まさみさん、佐藤二朗さんも出席。映画の公開初日を迎えた昨夜は、そろって深夜2時ごろまで酒を飲んでいたという。小栗さんは、公開前のイベントでも披露した、お笑いタレント・おばたのお兄さんの持ちネタ「まーきのっ!」風に女性客の名前を呼ぶ“逆ものまね”を披露し、「映画館で大いに笑って楽しんで。冒頭で“主題歌”を歌っているので、拍手で迎えてくれたらうれしい」と映画をアピールしていた。

 「銀魂」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2004年から連載されている空知英秋さんの人気マンガ。天人(あまんと)と呼ばれる異星人に占領された江戸時代を舞台に、なんでも屋を営む侍・銀時らが難題を解決する姿を描くSF時代劇コメディーで、06年4月にテレビアニメ第1期がスタートし、11年4月~12年3月に第2期、15年4月~16年3月に第3期が放送され、10年と13年には劇場版アニメも公開された。

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