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伊勢谷友介:民放連ドラ初出演で「今までにない不安」 小泉今日子らに復讐される“イケメン社長”に

 俳優の伊勢谷友介さんが、小泉今日子さんが主演し、宮藤官九郎さんが脚本を手がけて10月にスタートする連続ドラマ「監獄のお姫さま」(TBS系、火曜午後10時)に出演することが15日、明らかになった。伊勢谷さんが民放の連続ドラマに出演するのは初めて。小泉さん演じる主人公・馬場カヨら罪を犯した5人の女たちに復讐(ふくしゅう)される大企業のイケメン社長・板橋吾郎を演じる。

 伊勢谷さんは「今まで民放で連続ドラマをやらせていただいたことがなかったので、逆に今までにない不安を感じている、そんなことを感じられるのも今回連ドラをやらせていただくからこそだと思ってます」とコメント。宮藤さんの脚本については「自分が先んじて入り込まないといけないことがあると思うのでドキドキしています」と語っている。

 また、今回の役どころについても「言うなれば“世の中で最悪の人”を演じさせていただきます。民放初の連続ドラマですのでちょっとは、いい人の役でも良かったかな」と語りながらも「現在41歳で悪者顔しているのでおそらくハマるのではないかと思います。ぜひご期待ください」とアピールしている。

 一方、宮藤さんは「イケメン社長・板橋吾郎は、ギラギラした出世欲と野心の塊、言わば“美し過ぎる悪”。これまで自分のドラマには出てこないキャラクターです。だったら、一度も仕事したことない人が良いだろうと考え、伊勢谷さんにオファーしました」と説明。「そしたら、俺のドラマどころか、民放連続ドラマ自体が初めてだという。童貞好きの自分としては願ってもない情報です。がぜん、楽しみになってきました」とコメントしている。

 ドラマは、女子刑務所の中でたくましく生きる女たちの群像劇で、「逃げるは恥だが役に立つ」「カルテット」「あなたのことはそれほど」といった話題作が続く同局の「火曜ドラマ」枠で放送。小泉さんをはじめ、満島ひかりさん、夏帆さん、坂井真紀さん、森下愛子さん、菅野美穂さんらが出演し、罪を犯してしまった、生きることに不器用な人間たちの切なさや悲しさを、時に笑えて、時に泣ける物語として描いていく。

 物語は、馬場カヨら5人の女が、イケメン社長・板橋吾郎を誘拐するところから始まる。板橋は愛人を殺した殺人犯で、社長誘拐計画は、その殺人の真相を暴き、まだ刑務所にいる前社長の娘・江戸川しのぶ(夏帆さん)の冤罪(えんざい)を晴らすためのもの。だが、復讐は計画通りに進まず、さまざまなハプニングが起こり、そのたびにパニックに陥りながらも、それぞれの得意分野を生かして軌道修正を図っていくが……という展開だ。

 伊勢谷さんのほか、観察力に優れた優秀な検事・長谷川信彦役で塚本高史さん、女子刑務所所長・護摩はじめ役で池田成志さん、受刑者・小島悠里役で猫背椿さんの出演も明らかになった。

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