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アイドルグループ「乃木坂46」の高山一実さんのセカンドソロ写真集「高山一実写真集 独白」(徳間書店)が2月26日に発売された。デビュー小説「トラペジウム」(KADOKAWA)が話題になり、「乃木坂46」メンバーの中でも、異才が際立つ高山さんは「人と同じことは求められていないと思っています」ときっぱり。「乃木坂46」での自身の立ち位置や、写真集撮影に臨み気をつけたことなどを聞いた。
◇写真集撮影で「人生最大のダイエット」
写真集は、フィンランドでロケを行った。首都ヘルシンキを中心に、図書館や路面電車、夜のバー、静謐(せいひつ)な大聖堂などで撮影。水着や透け感たっぷりのシースルーワンピを着用したカットも納められ、惜しげなく美肌も披露している。高山さんは「撮影の時、人生最大のダイエットをしました」と笑顔で明かす。
ダイエットは「とにかく自分自身の体形と向き合った」といい、「食事制限で不摂生な生活をすると、肌が荒れてしまうタイプなので、バランス良く体を作るのが難しかったです」と振り返る。
姿勢の矯正(きょうせい)にも挑戦した。「猫背を何度も治そうを思っていた」といい、「マシーンに乗ったり、ゆがみ矯正の整体に通ったり、いろいろしました。体に染みついたものを治すのって、つらいんですよね……」と苦笑交じりに語る。
正月には友人と集まり、卒業アルバムを見たといい、「『よくこれが世の中に広まっていないよね』みたいな、ひどい写真ばっかりで(笑い)。今では、写真集を買ってくれている方がいるので、(ダイエットを)我慢したかいがあります!」と語る。
◇靴オーダーに笑顔「届くのが楽しみ」
最近気になっているファッションについて聞くと、「初めてオーダーで靴を作ってもらいました。細かく脚のサイズを測ってもらって」とにっこり。「私の足は、縦は24.5センチなんですけど、横幅は22.5センチのサイズらしいんですよ。幅狭だから合うパンプスも今までなくて、ジェルを入れたりして調節していたんです」と明かす。
「ぴったりの靴を作ってもらっているので、届くのが楽しみです。ぜいたくですが、一回は足のサイズを測ることをお勧めします」と笑顔で話していた。
◇小説は「乃木坂に貢献できたかな」
昨年11月に発売されたデビュー小説「トラペジウム」は、発売3カ月たらずで累計発行部数20万部を突破するベストセラーになったことも話題だ。高山さんのグループ内での立ち位置を聞くと、「人と同じことは求められていないと思っています。他のメンバーにできることを、高山に求められることはないと思っていて」ときっぱり。
「女優のメンバー、モデルのメンバーなどたくさんいて、本当に尊敬しているけど、『同じことを高山がやれ』とは求められていないですし、自分自身もできないと思っています」といい、「だから今回、小説では乃木坂46に貢献できたかなと思っています」と胸をなで下ろす。
「でも、私はアイドルが好きだった人間。ファンの方はアイドルを応援しているのであって、タレントや小説家を応援しているわけではない。ステージの姿は、やっぱりアイドルでないといけないので、そこはこれからも追求していきたいですね」とアイドルとしての飛躍も誓った。