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冨永愛:モデル人生で初! 岡山城をバックに小林直己らとランウエー 「日本らしくてよかった」

 モデルの冨永愛さんが12月7日、岡山城(岡山市)で行われた男性ファッション誌「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)主催のファッションショー「The“O.SHIRO” Collection」に、ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の小林直己さんらと出演した。冨永さんは、イエローのコートに千鳥格子のパンツを合わせたコーディネートや、赤×黒のコートにスプラッシュモチーフのパンツを合わせたハードめな装いでランウエーを歩いた。

 冨永さん、小林さんはトークショーにも出演した。日本の城の敷地内で本格的なファッションショーが行われるのは初めてで、17歳の時、ニューヨークコレクションにデビューし、トップモデルとして活躍してきた冨永さんも初めての経験だといい、「日本らしくてよかった。すてきな緊張感があった」とコメント。日本のブランドや日本人モデルが世界で活躍することに対して「今は多様性の時代になっている。モデルの個性が尊重され、求められている」と持論を語った。

 小林さんはカーキのコートを羽織ったコーデなどでランウエーを歩いたほか、ショーのオープニングで、和太鼓集団「名刀太鼓」とコラボし、「Samurai Sword Dance Performance」と題した演舞を披露。自ら提案した演舞は「所作が美しいと感じていた時代劇や刀の動きをミックスした」という。また「岡山は文化や地理的にも魅力的。今回のようなコラボレーションをいろいろなジャンルでしていければ、もっと魅力が広まっていく」と期待を寄せていた。

 「The“O.SHIRO” Collection」は、国内の繊維産地をフィーチャーするもので、“デニムの産地”として知られる岡山で開催された。パリやニューヨーク、ミラノなど、世界のコレクションで活躍する日本のファッションブランドが参加。「GQ JAPAN」の鈴木正文編集長も登場し、MCをお笑いコンビ「トットさん」が務めた。約1300人が来場した。

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