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恋はつづくよどこまでも:佐藤健&上白石萌音、話題の“妄想シーン”の裏側語る 「テンパり過ぎて謎行動を…」

 上白石萌音さんと佐藤健さんが出演するドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系、火曜午後10時)。第1話が放送されるやいなや、佐藤さん演じる“ドS”ドクターの天堂浬(かいり)にときめく視聴者が続出。1月21日に放送された第2話では、上白石さん演じる佐倉七瀬が天堂との甘いやりとりを妄想するシーンも注目を集めた。上白石さんと佐藤さんの対談後編では、“妄想シーン”の裏側や、今作への意気込みについて聞いた。

 ドラマは、円城寺マキさんの同名マンガ(小学館)が原作。偶然起きた出来事で運命の男性となる医師と出会って恋をした佐倉七瀬は、彼に会いたい一心で猛勉強し、晴れてナースに。念願かなって5年越しに再会した天堂浬は、毒舌ばかり吐く超ドSなドクターで通称「魔王」と呼ばれていた……。天堂に素直な思いを伝え続け、くじけず突き進む「勇者」の七瀬と、「魔王」天堂の恋模様をユニークに描く医療ドラマ。

 ◇上白石萌音、佐藤健に頭突き!?

 --第2話では、七瀬の“妄想シーン”が登場しましたが、撮影現場での様子を教えてください。

 佐藤さん ベッドに「おいで」って言って、ぴとってくっついて寝るシーンでは、(上白石さんが)たぶんテンパり過ぎて、最初、頭から突っ込んできた(笑い)。ただ頭突きだけして、「あ、頭突きしちゃった、すみません」って言って帰って行く……という謎行動をしていました(笑い)。

 上白石さん もうどうしたらいいのか……(笑い)。でも、「次、いつ妄想シーンありますか?」って楽しみに(笑い)。

 佐藤さん (上白石さんは)素で照れるときがあって。僕も照れていますけど。そのアウトプットの仕方が可愛いですね。

 --先日の佐藤さんの単独インタビューでは、撮影現場で「好きな食べ物ランキング」のお話で盛り上がったと伺いました。佐藤さんの1位はすし(コハダ)、2位は白米、3位はおにぎり(具は塩、辛子明太子、ツナマヨ)とのことでしたが、上白石さんは?

 上白石さん 1位はきのこで、2位は……。

 佐藤さん なす!

 上白石さん そうです、なす! 全部素材でした。(佐藤さんと)二人でやっていたんですけど、すっごい盛り上がりました。白熱しちゃって(笑い)。意外と難しいんですよ。わりと人となりもわかるっていう(笑い)。

 --他の共演者の方を含めると、撮影現場はどのような雰囲気ですか?

 上白石さん その時々で必ず一人明るい人がいらっしゃいます(笑い)。昴生さんとか、山本耕史さんとか、香里奈さんとか。ぱーって華やかにしてくださります。(自分自身は)真ん中で盛り上げるのとかは苦手です。もうちょっと頑張んないといけないと思うんですけど……。

 ◇上白石萌音が明かす、佐藤健の苦手なモノ!?

 --上白石さんは、佐藤さんから刺激を受けたというお話がありましたが、佐藤健さんの「ここがすごい!」と思ったところはどんなところですか?

 上白石さん 弱点がないです! あらゆる意味で!

 佐藤さん 毛虫が苦手です(笑い)。

 上白石さん あとアルコール。エタノールにちょっと弱い(笑い)。

 佐藤さん (照れ笑い)

 上白石さん 消毒したらちょっと赤くなっちゃう(笑い)。ちっちゃい弱点を見つけると、すっごいうれしくなります。「(佐藤さんも)人間だ!」って思う(笑い)。

 --今度は佐藤さんにお聞きします。上白石さんの「ここがすごい!」と思ったところはありますか?

 佐藤さん 一緒に取材を受けたり、会見をしていて、たぶん同世代、誰よりもしっかりしているんじゃないですか? 人間力がやっぱりあります。育ちがいいんだろうなというふうに想像をしているんですけど、(「義母と娘のブルース」で共演した、上白石さんの妹の)萌歌ともまた違う。お姉ちゃんだからなのかな? 分からないですけど、そこは感心します。そういう意味で楽です。頼っちゃっていますね。役、作品、背負って、引き続き行ってもらいたいなと思いますね。

 上白石さん はい! 頑張ります!

 ◇魅力的な天堂役 「ちょっと頑張んないとな」

 --佐藤さんは、「少女マンガ原作でキュンキュンする作品は、ずっとやりたいと言っていたにもかかわらずご縁がなかったんです」とコメントされていました。30歳の今、こういった題材の作品に出演する思いを教えてください。

 佐藤さん いわゆる少女マンガとかに慣れていない感覚を持った人が見ても、見られるようにしたいんですよ。そういうのが好きな方がキャーキャーするけど、慣れていない人が見るとサムい、見られない、みたいなふうにはしたくない。たとえば、男性が見ても面白く見られるものを目指しています。

 --台本を読んだときは、どのような感想をお持ちになりましたか?

 佐藤さん 自分が演じる前提で読むので、これを自分がやるんだっていう目線で読むんですけど、「大丈夫かな?」みたいな。まず(天堂が)魅力的である前提だったし、そうじゃないと成立しない設定にされているから、ちょっと頑張んないとな、みたいなところがありました。

 --毎回その目線で台本を読まれている?

 佐藤さん 基本はそうですね。台本を読みながら映像を思い浮かべて読んでいて。自分がやっている姿とかある程度想像しながら。

 --作品によって、映像が頭に浮かびやすい、浮かびにくいということはありますか?

 佐藤さん あります、あります。今回は、画は浮かぶけど、不安というか。自分に全うできるのだろうか、みたいな不安はありました。エッジーな役柄でもあるので、キャラクター的にということも含めてですね。

 --上白石さんは、原作の魅力はどんなところにあると思いますか?

 上白石さん ラブコメだなと思って読み始めたら、医療現場のシビアなところなどがしっかり描かれていて、共感性が高いなと思いました。命に対することもそうですし、新しい職場とか環境に身を置いたときの戸惑いなんかも、ああわかるなって思いながら読んでいて……。その共感性が、これだけ多くの人に読まれる理由なんじゃないかな?と思います。あとは、ふんだんに、これでもかってくらいキュンが詰め込まれていて、そのバランスがすごく面白いと思って拝読しました。

 --最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。

 上白石さん 同世代の友達が、就活を終えて、新しい日々を待っているところで。そういう方たちが春から新しい職場にいくのが楽しみになるような、頑張って働こうとか、学校でも頑張ろうとか、そういうお供ができるような作品になればなと思うのと、日々頑張っている方が、このまま頑張ろうと思えるような、あったかい作品にできたらなと思うので、ぜひキュンキュンしつつ楽しんでいただけたらと思います!

 佐藤さん ラブストーリーとかこういう題材の醍醐味って、恋をしている二人を見るんですけど、視聴者がその登場人物に恋をするんだと思うんですよ。好きになる。だから我々のことを好きになってもらって、3カ月ともに過ごせたらいいなと。そのためにも我々頑張ります。

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