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小松菜奈:きちんとドレス、抜け感ワンピ、ショーパンで美脚も… 映画「糸」で見せた10年間のファッションの変遷

 女優の小松菜奈さんが、俳優の菅田将暉さんとダブル主演した映画「」(瀬々敬久監督、8月21日公開)で数奇な運命をたどる女性の21歳から10年間を演じている。小松さんが演じる園田葵は北海道、東京、沖縄、シンガポールと渡り歩きながら、さまざまな出会いや挫折を繰り返し、成長していく。その激動の10年間を、小松さんは年齢やシチュエーションにふさわしいファッションや髪形でも表現した。

 ◇花柄ワンピ、キャミソールチュニック 旅ファッションがキュート

 映画「糸」は平成元(1988)年に生まれた男女2人の令和を迎えるまでのラブストーリー。菅田さんは、北海道で生まれ育ち、チーズ工場で働く高橋漣を、小松さんは、漣と運命的に出会いつつも中学生のときに離れ離れになってしまう園田葵を演じている。    21歳のときに東京で行われた共通の友人の結婚式で再会する2人。このときの葵は透け感のあるドレス姿で、その後、帰路につくシーンではグリーン系のロングコートという“きちんと感”のある装い。前髪をそろえたセミロングで毛先は緩くカールして華やかな雰囲気もプラスしている。

 交際相手(斎藤工さん)を沖縄まで追いかけて行った際は、フレンチ袖にVネックの花柄ロングワンピースというリゾート地らしい抜け感のあるスタイル。北海道を訪れたときは白のノースリーブにストライプのキャミソールチュニック、ワイドめのジーンズを合わせたラフなファッションと、動きやすそうでおしゃれな“旅ファッション”を披露している。

 ◇髪をばっさりカットして新天地へ ジャケットやドレスで“仕事ができる女性”に

 事業を始めようとシンガポールの地に降り立った際は、透け感のあるチェックシャツにショートパンツで美脚を披露。髪は肩につくぐらいの長さに短くし、新天地で人生の再スタートを切るという決意も感じられる。

 シンガポールで事業が軌道に乗ってくると、前髪を分けて毛先を外はねにした大人な雰囲気のヘアスタイルに。ジャケットコーデやドレス姿で“仕事ができる女性”という印象だ。その後、傷心を抱えて再び北海道を訪れた際は、キャメル系のノーカラーコートにジーンズというファッションで、一皮むけた大人っぽさが醸し出されていた。

 小松さんは、浮き沈みの激しい葵の10年間を演技だけでなく、髪形やファッションでも表現。“巡り会い”を描いた壮大なラブストーリーと共に、小松さん演じる葵のファッションの変遷にも注目したい。

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