「きっちりおじさんのてんやわんやクッキング」に出演する遠藤憲一さん(C)BS朝日
「料理を作るのが苦手」という俳優の遠藤憲一さんが、一人で料理に挑戦する番組「きっちりおじさんのてんやわんやクッキング」が6月30日午後2時からBS朝日で放送される。午前中に書店で料理本を買い、商店街で食材や調理道具、食器を集め、アシスタントなし、一発本番で、おにぎりとみそ汁、肉じゃがの3品を作る。本を見ながらの調理は3時間を超え、調理シーンでは熱中のあまり、ほぼ無言だったという。
コロナ禍に料理を作り始めたという遠藤さんは、以前からやってみたかったという土鍋炊飯のために米を研ぎ、水に浸す。「タマネギを切る時、どこから皮をむくんだっけ」「『水をひたひたになるまで入れる』の『ひたひた』ってどれくらい?」「米を炊いているコンロの火が消えている!」などと悪戦苦闘する。
特に手を焼いた肉じゃが作りでは、しょう油と砂糖、みりんで合わせ調味料を作るのを忘れ、味が決まらず鍋にドバドバとしょう油を加える場面も。予想外の問題や出来事が次々と発生する。
収録を終えて遠藤さんは「大満足です」「料理全体でいえば50点かな」とコメント。料理作りが苦手な人向けのレシピ本も作りたくなったと笑い、「次は番組側に指示された料理を作ってみたい」と、番組のシリーズ化に意欲を見せた。
きっちりおじさんのてんやわんやクッキングの予告動画