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俳優の上坂樹里さんが、2026年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」で、見上愛さんとダブル主演を務めることが6月3日、分かった。同日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた会見に、見上さんと共に登場した。
上坂さんは、事務所の先輩で2025年度後期の朝ドラ「ばけばけ」で主演を務める高石あかりさんとマネジャーからサプライズで主演決定を聞かされたといい、「まだ家族にも伝えてなくて。驚いていると思います。きょう改めて伝えたいと思います」と話した。
“朝ドラヒロイン”を夢に掲げていたといい、「まだ信じられないのが正直なところです。一人の主人公としてこの場に立っていることを不思議に思います。この仕事を始めてから朝ドラヒロインになると言い続けてきたので、かなえられて幸せですし、とってもうれしいです」と喜んだ。
上坂さんが演じるのは、生後まもなく母親に捨てられ、キリスト教の牧師に育てられた大家直美。家族と呼べる存在はおらず、目的のためには多少のうそやずるもいとわないしたたかさがあるキャラクター。
「私とは正反対の人だと感じています。人間味にあふれていて、ずる賢さもありますが、その中に強さや優しさもあります。脚本を読んで大家直美という人を知って、(見上さんと)二人三脚で演じていきたいと思います」と意気込んだ。
連続テレビ小説の第114作となる「風、薫る」は、明治時代を舞台に、大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんという2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、2人の主人公のバディードラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく。