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俳優の上戸彩さんが、人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんが主演する公開中のアクション・コメディー映画「SAKAMOTO DAYS」(福田雄一監督)に出演している。目黒さんが特殊メイクで推定体重140キロの伝説の殺し屋・坂本太郎を演じており、上戸さんは坂本の妻・葵を演じた。上戸さんに役どころや目黒さんとの初共演などについて聞いた。
◇物語の中心は家族 「はっきり伝えるところ」が役との共通点
「葵は、夫が殺し屋だったことも知っているし、自分と出会ったことで足を洗ったことも、なにかをきっかけに戦いに巻き込まれていることもわかっているけれど、否定しないんです。察していても彼を尊重してスルーするところと、ビシッと突っ込むところを分けている。すごく頭の切れる女性です。
そこには家族への愛があって、娘と私とあなた(坂本)という家族のために今、あなたが父親としてどうしたらいいかわかってるよねっていう思い。中心が家族という部分が、この物語の魅力の一つでもあるし、葵のすごいところでもありますね」
自身との共通点は「はっきりと伝えるところ」だと言う。
「私は、ずるずると引きずるのが苦手なんです。家族間だけじゃなく、仕事での対人関係でも同じ。周囲とうまくやっていくためには、伝えたいこと、伝えなきゃいけないことも出てきます。性格ということもありますが、伝えたいことは伝える。
3人の子どもたちに対しても、『今、言わないと忘れちゃうから言っとくけど』という感じで、なにかあればその場で伝えています」
◇主人公の妻役で主演をサポート 「円滑に現場を回す」楽しさも
15歳で俳優デビューし、長年多くの作品で主演を務めてきた。近年では「半沢直樹」「アイムホーム」「となりのチカラ」などの連続ドラマで主人公の妻を演じ、話題となった。「SAKAMOTO DAYS」でも演じたのは主人公の妻役だ。
「主役は視聴率をはじめ、さまざまプレッシャーがかかります。それに自分が芝居の幹とならなくてはいけないので、ブレてはいけない。最もシンプルで遊べない役なんです。
主人公の妻役はサポートする側として気持ちがラクですし、少し余裕がある分、楽しい現場にしようとか、主役の方にリラックスしてもらおうとか、どうやったら円滑に現場を回していけるかを楽しんでいる気がします。
『SAKAMOTO DAYS』の撮影では毎日、目黒さんに一度でも多く笑ってもらって、ひと言でも多くしゃべってもらおうと考えていました。
一方で、絶対にNGを出さないようにしよう、自分の存在で足を引っ張ってはいけないという緊張感がありますね」
そして「半沢直樹」での役柄を振り返りつつ、役作りについて、こう語った。
「半沢直樹では、福澤(克雄)監督がかなりキャラクターの色づけをしてくださったんです。せりふの言い回しも、もうちょっと“やんちゃ”にとか福澤監督がずいぶん見せてくださって、半沢花が出来上がりました。演じているときは、あれほど男性に好印象を与えるキャラクターになるとは思っていませんでしたね。
妻役だけに限りませんが、演じるキャラクターはそれぞれの監督と話しながら探していきます。今は自分が参加できる作品となると妻役であることが多いので、それを楽しんでいるところです」
◇「SAKAMOTO DAYS」はいろんな愛の形が伝わる作品
上戸さんが演じた葵の夫・坂本太郎は、普段は推定体重140キロのふくよかな姿だが、本気モードになってカロリーを大量消費すると急激にスマートになる“二面性”を持つ。約8キロの特殊メイクをして撮影に臨んだ目黒さんについて聞くと……。
「毎日特殊メイクで暑いだろうし、重いだろうし、でもひと言も弱音を吐かない。本当に誠実で真面目、我慢強い方でした。グループでも、俳優としても引っ張りだこという立場にも関わらず、素晴らしい方でしたね。
これまでの出演作で見せる目黒さんの繊細なお芝居が大好きで、視聴者として号泣することもありました。今回はコメディーだったので、また改めて繊細なお芝居でご一緒できたらうれしいなと思います」
また、「銀魂」シリーズや「今日から俺は!! 劇場版」などで知られる福田監督は「誰よりも早く、最初に大きな声で笑ってくれる。だからみんなが安心するし、一緒にいてもっと話したくなる人だった」と言う。
そして撮影を「きょうはどんな面白いことに出合えるのかなと楽しみだった」と振り返り、「家族愛だったり、仲間の愛だったり、戦う相手への愛だったり、いろんな愛の形が大人に伝わる作品。子どもたちが見るのなら、ただストーリーを楽しんでもらえたらうれしいです」と語った。
*……「SAKAMOTO DAYS」は全世界累計発行部数1500万部(デジタル版含む)を突破した鈴木祐斗さんの同名マンガを、「銀魂」シリーズや「今日から俺は!!劇場版」などの福田監督が脚本も担当して映像化。元・伝説の殺し屋で引退後は商店を営む坂本太郎(目黒蓮さん)が、愛する家族との平和な日常を守るため、仲間と共に迫りくる刺客と戦うアクションストーリー。