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6月30日放送の「徹子の部屋」に出演した伊藤浩子さん=テレビ朝日提供
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6月30日放送の「徹子の部屋」に出演した伊藤浩子さん=テレビ朝日提供

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伊藤浩子:英国の歴史ある博物館が認める編み物作家 育ててくれたルーマニア人作家と義姉への思い 「徹子の部屋」で

 4年前に英国のヴィクトリア・アンド・アルバート博物館に作品が収蔵された編み物作家の伊藤浩子さんが、6月30日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。人生を変える出会いとなった人たちの思い出などを語った。

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 高校時代、ルーマニア人の編み物作家のイルゼさんとの出会いは「一生」の宝になった。イルゼさんが初来日して本を出版したとき、「母が私に黙って、その雑誌社に問い合わせて、会いに行った」という。「『娘がとても編み物が好きなので教えてくださいませんか』とお願いしたら、いいとおっしゃって、それで習いに行くことに」なったと振り返る。最初は1対1だったが、本が売れ、教室ができた。イルゼさんは日本語が十分ではなかったので、その日本語を分かりやすく伝える通訳のようなこともした。ヨーロッパの編み物の技法を教わり、イルゼさんの夫が東京大学で美学の教授になると、色彩の基本も習った。

 20歳の時、イルゼさんの勧めで全国編物コンクールに応募した。言われたのは締切の10日前。「時間がないでしょ。どんなものを編もうかと」考えた作品は、最優秀の高松宮妃賞を受賞した。

 23歳で結婚したが、夫の姉が受賞を知っていた。「結婚する時、私は(イルゼさんの)助手も辞めていた。結婚した次の月から、教えてほしいと義姉が言い出した」。それがきっかけで自宅で編み物を教えることになった。義姉は「とっても可愛がってくれた」という。編み物教室をするための支出など分からなかったが、義姉は「足りないところは私が出してあげるから心配しないでやりなさい」と背中を押してくれた。

 英国の博物館への作品の収蔵は「本当に感激しました。手編みのこういう作品は初めてだって(言われた)。(同博物館は)すごい歴史があるんです。なのに初めてですと言ってくださった。感激して、涙が止まらなかったなかったです」。義姉はすでに死去しており、この快挙を知らない。「本当に残念です」と話した。

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