「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」で主演を務める石田ゆり子さん=WOWOW提供
俳優の石田ゆり子さんが、10月31日からWOWOWで放送・配信される「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」(全6話)で主演を務めることが7月30日、明らかになった。石田さんがWOWOWドラマで主演を務めるのは初めて。ドラマは、“お互いのパートナーをシャッフルして他の人の生活を試してみる”という設定で、石田さんは専業主婦の上原春花を演じる。
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脚本は、「最後から二番目の恋」(フジテレビ)や「この世界の片隅に」(TBS)を手掛けた岡田惠和さんが担当。アラ還世代の3組の男女が、“これまで”の自分の人生がきちんと肯定され、“これから”を楽しく朗らかに生きていこうとする姿を描く。
真面目だがどこか大胆さを併せ持つ女性・春花をチャーミングに演じる石田さんは、「何をしゃべったとしてもその言葉の後ろに人生がにじみ出てしまう。そのことが重たくもあり、ありがたくもあると、最近ずっと思っていました」と自身を振り返りつつ、そんな同世代の大人たちを描く同作を「面白くて切なくて可愛いお話」とコメント。
さらに、自身の役については「他の誰でもない自分の人生を心から愛おしく思える春花の気持ちに心から共感しています」と語った。
ドラマは、大人の喜びや葛藤を等身大に描き、笑って泣けるヒューマンドラマ。すでに子どもたちも独立し、夫と豊かで穏やかな生活を送る主婦・春花には、深い友情で繋がっている友人、夏希、秋絵、冬美がいた。ある日突然もたらされた、冬美の訃報。3人は冬美に思いを馳せながら、そろそろ還暦を迎える自分たちのこれまでや、これからどうありたいかを再確認していく。「一度でいいから自分じゃない人になりたい」。生前、冬美が言っていた願いを思い出す3人。そうして、天国の冬美が笑ってくれそうなバカな思いつきを、みんなでやってみることにした。それはお互いのパートナーをシャッフルする、2週間の“お試し生活”だった……というストーリー。
かねてより岡田惠和さんの描かれる世界の大ファンでしたので、この作品への出演のお話しをいただいたとき、わぁ!と胸がトキメキました。そして企画書、役設定、あらすじを読み、なんて面白くて切なくて可愛いお話なんだろうと思いました。
50代が終わろうとしている世代。何をしゃべったとしてもその言葉の後ろに人生がにじみ出てしまう。そのことが重たくもあり、ありがたくもあると、最近ずっと思っていました。そんないい歳をした大人たちが、こんなことを思いつき、そして実行してしまうことの可笑しさと切なさ。
どこか海外のコメディーのようでもあり、ファンタジーのようでもありますが、この役を演じ終えた今は、他の誰でもない自分の人生を心から愛おしく思える春花の気持ちに心から共感しています。
春花はいわゆるスーパー主婦という設定です。きちんと家を守り完璧に家事をこなし、夫の身の回りの世話をする。主婦としての自負と、社会に出て働いてバリバリ活躍している親友たちへの密かなコンプレックス。ちょっと面白い優等生として生きてきた自分への自己分析は、なんとなく私自身も共感できる部分もあり、面白いなぁと思いました。
この物語は、長い交響曲を全員でエンドレスで奏で続けているような心地よさがあります。それぞれ同じだけのソロパートがあり、全員が聞き役になり、語り部になる様はきっと見ていて飽きないんじゃないかなと思います。素晴らしいキャストの皆さんとこの作品でご一緒できたこと、ほんとに幸せでした。私が一番頼りなかったのではないかと撮り終えた今でも思いますが、撮影中の2カ月間、とても幸せな時間が流れていました。
夫婦をシャッフルするというそんなこと誰が思いつくんだろうということを実践する6人ですが、岡田惠和さんの作品ならではのユーモアとチャーミングさにあふれた物語です。秋の夜長にぜひ、ご覧ください。
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