映画「月がみている」に出演する黒木瞳さん(C)2026「月がみている」製作委員会
俳優の黒木瞳さんが、渡辺淳一の小説「シャトウ ルージュ」(文藝春秋刊)を原作とした映画「月がみている」(渡邉直子監督、11月公開)に出演することが8月6日、明らかになった。「失楽園」などで知られる渡辺作品の中でも、とりわけ議論を巻き起こした一編を映画化。渡辺淳一の娘の渡邉直子さんが監督を務め、女性視点で物語を再構築。俳優の毎熊克哉さん、小島梨里杏さんのダブル主演で、愛と性をめぐる男女のすれ違いと再生を描く。
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黒木さんは、俳優の西岡德馬さんと夫婦役で出演。小島さん演じる娘の月子を温かく見守りながらも、その人生や選択を静かに映し出す母親・日野佳子を演じ、物語の土台を支える存在となる。さらに、俳優の吉田羊さんの出演も発表された。吉田さんは、月子が滞在するフランスの古城・シャトウでの“性のレッスン”を通じて出会い、彼女の価値観や人生に大きな影響を与える重要人物、エヴァを演じる。
映画の舞台はフランス。順風満帆な結婚生活を送っているはずだった克彦(毎熊さん)と月子(小島さん)だったが、夫婦のすれ違いから克彦は、妻を性的なレッスンを施すというフランスの古城・シャトウに幽閉しようと目論む。衝撃的な設定の先に、愛する人との関係をあらためて見つめ直す切実な人間ドラマが待ち受けるという。映画の7割をフランスで撮影し、本物の古城を使用した映像美も見どころ。
黒木さんは「体と心を解放することの自由は、自分を知ることでもあり、愛を知り生きていくための秘薬かもしれません。恐れることなく、“女性の性”に真正面から問いかけた作品。渡邉直子監督のその覚悟と勇気に拍手を送ります。甘美な映像は多くの方々を魅了させるでしょう。
少ない場面ながら、直子監督とご一緒させていただいたことはとても光栄でした。渡辺淳一先生もきっと笑顔で称賛されたことと想像いたします」とコメントした。
黒木さんは1997年に公開された映画「失楽園」に出演し、「第21回 日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞」など数々の賞を受賞している。
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