(C)MEN’S NON-NO/集英社 撮影/干田哲平
俳優の中島裕翔さんの初の写真展「7okyo color space/東京色空間 ~#COT7DF~」が8月7日、東京・銀座の「ソニーイメージングギャラリー 銀座」で始まる。撮影した作品だけでなく、自身が被写体となった肖像作品も展示される。さらに、東京・原宿で写真展と連動したPOP UP STOREも同時開催される。
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「MEN’S NON-NO WEB(メンズノンノウェブ)」(集英社)で2024年にスタートした中島さんの写真連載が、ウェブを飛び出して行われる写真展。今回のために特別に制作した本人撮影の作品と、被写体として撮影された肖像作品を同時に展示し、かつてレギュラーモデルを務めていた「メンズノンノ」とのタッグならではの“撮る中島裕翔・撮られる中島裕翔”の両面を紹介する構成になっている。
中島さんはフォトグラファーとしてロケーションハンティングから撮影まで数カ月にわたり制作に取り組み、展示内容の構成を決める打ち合わせにもすべて参加。写真のレタッチも自ら手がけた。
また、会場内では中島さんの制作過程に密着したスペシャルなメーキングムービーも上映。カメラや写真への深い関心と愛情を持つ中島さんが、フォトグラファーとして本展の制作に没頭する様子が見られる。
写真展は7~20日の午前11時~午後7時。入場無料。
写真展に合わせ、原宿の「FRAME ZERO HARAJUKU」(東京都渋谷区)でPOP UP STOREも同時開催。銀座の写真展会場で展示されている、中島さんが撮り下ろした作品を使用した各種グッズが販売されるほか、ここでしか見られない未公開の肖像作品、フォトスポットなどさまざまなコンテンツが展開される。7~20日の午前10時~午後7時(最終入場6時半)。入場無料。一部整理券が使用される。
初の写真展は「東京」にフォーカス。自分だけの視点を追求した
いつか写真展をやってみたいという気持ちは漠然とあったものの、どうしたらできるのかなと考えていました。そんな中、メンズノンノで自分の写真を発表するウェブ連載「GAROU」が始まり、それを通して僕のクリエイティビティをすごく理解してもらいましたし、自分が持つ作家性について僕自身も見つめ直すことができたので、このタッグであればいいものができるのではないか、と思うようになりました。メンズノンノでは約8年間レギュラーモデルを務め、昨年発売した1st写真集「Hue I am」でもご一緒しており、次は“リアルGAROU”をやりたいねと撮影現場でも話していたのですが、まさか本当に夢がかなうとは……。連載をご覧になったSonyさんから、写真家なら誰しも憧れる「ソニーイメージングギャラリー 銀座」で「GAROU展」をやりませんかとお誘いいただき、開催する運びとなりました。
何を展示するかと考えたとき、「GAROU」で培ってきたもの――僕の視点を投影したストリートスナップがやっぱり面白いのではと思いました。そこで、自分が生まれ育って、今日に至るまで過ごしている「東京」に改めてフォーカスして、見飽きたはずの場所に僕だけの景色を見いだしたり、30年以上を過ごしているのに見たことがなかったものを探しに行くことにしたんです。
そこに僕が写真を撮るうえで大切にしている“光”もテーマのひとつとして絡めて、東京のいろんな街の光だったり、色だったりを見せていくことを目標に掲げました。そのためにベストな時間帯や環境を求めて、昼夜問わず“撮れた”と思うまで制作に没頭する必要があったので、撮影は7日間集中して実施。東京としっかり、そして自由に向き合い、たくさんの街、さまざまな光を約6000枚撮影しました。「7okyo color space/東京色空間~#COT7DF~」というタイトルには、そうした思いを込めています。
また、同じくメンズノンノで培ったモデルの面も披露するべく、スナップをした場所で改めて僕の肖像の撮影も行いました。“撮る・撮られる”両方の立場を行き来する自分を詰め込んだ構成になっています。みなさんにも、「ありふれた日常にも、まだ見たことのない美しい瞬間があるのかも」という気持ちになって会場を後にしてもらえたら、とてもうれしいです。
“さまざまな光と色の東京をカメラに収めたい”というご本人の意向のもと、都内のあらゆる場所で7日間撮影を敢行。実際に写真を展示する会場の下見やロケハン、写真のセレクトに、レタッチ作業、各種打合せや、色校確認まで含めると半年がかりのプロジェクトで、中島さんはすべての工程に並々ならぬ熱意で参加してくださいました。構想期間も含めると数年越しの念願がかなっての写真展ということもあり、オープン前夜の会場の施工にも自ら立ち会い、最後まで細かくレイアウトやライトの当たり方などの指示を出していました。
撮影では寒さの厳しい真っ暗な早朝から、繁華街にネオンが輝く時間まで、重い機材を担いで一日中歩き続けたことも。フォトグラファーとしてあまりにも“ガチ”なたたずまいからか、周囲も撮影しているのが中島さんだとほとんど気が付かず、ご本人は黙々とファインダーをのぞいていました。1日に2万歩以上歩いた日もあり、その情熱と集中力、体力には、普段さまざまな撮影に参加している編集スタッフも驚くばかりです。
また、作業のため編集部に通い詰めていたのですが、「裕翔くんは、そろそろメンズノンノの編集者になるの?」とまわりのスタッフに冗談を言われるほど。たくさんの作業用ガジェットを持ち込み、打ち合わせ用のテーブルでうんうんとうなっている姿は、作品ととことん真剣に向き合い、チームと一緒にクオリティの高いものを目指そうと奮闘する「これぞ中島裕翔」、と言えるものでした。
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