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NHKの特集ドラマ「しあわせは食べて寝て待て~早春の養生編~」に出演する桜井ユキさん(C)NHK
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NHKの特集ドラマ「しあわせは食べて寝て待て~早春の養生編~」に出演する桜井ユキさん(C)NHK

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桜井ユキ:ニラ炒め×黒ごまで食事に気遣い 主演ドラマで薬膳料理が身近に 「しあわせは食べて寝て待て」特別編が18日放送

 俳優の桜井ユキさんが主演を務めるNHKの特集ドラマ「しあわせは食べて寝て待て~早春の養生編~」が、8月18日午後10時から放送される。昨年4~5月に全9話で放送されたNHKのドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」の第6話と7話の間で語られなかった、とっておきのエピソードを届ける特別編で、この放送を前に16日、主人公・麦巻さとこを演じる桜井さんのコメントが公開された。

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 薬膳料理の数々が登場するドラマ。桜井さんはこのドラマを通じて薬膳が身近になり、ニラをよく食べるようになったという。劇中に登場した、ニラ炒めに黒ごまをかけるメニューを作っているといい、「忙しい時とか、撮影が続いて食事にちょっと気を遣いたいという時に、ごま油でニラを炒めて、黒ごまをかけて済ませています。そういうのでも自分の体に気を遣ってるんだって思える、その時間もすごく大事だなと思うようになりました」と語った。

 また、印象に残っているシーンについて、「なんてことない塩むすびを(宮沢氷魚さんと)一緒に食べるシーンもありました。セリフはそんなに多くなく、静かなシーンではあるんですが、温かでささいな幸せを感じさせてくれるあそこの一連はまさに私が『これぞ“しあわせは食べて寝て待て”だな』と思うシーンで、とても心に残っています」と語った。

 ドラマは、水凪トリさんの同名マンガが原作。健康、仕事、マンション、将来設計など、いろいろなくした主人公・麦巻さとこ(桜井さん)が、おいしそうな薬膳ごはんとたおやかな団地の人間関係を通して心身を取り戻していき、身近にあった自分次第の幸せに気づいていく物語。

 「早春の養生編」は、冬のある日、さとこはパート先の社長・唐圭一郎(福士誠治さん)から地方移住について聞く。温泉や豊かな自然の力で体調を整える移住生活を夢見るが、断念。「団地での暮らしも好きだけれど、何かに挑戦できる自分でありたかった」と、時折そのことが頭をもたげ、憂うつや弱気に襲われるさとこが、薬膳ごはんや何気ない言葉に、ふと息をつき、優しい気持ちを取り戻していく。

 ◇桜井ユキさんのコメント

 ーー特別編の話を聞いた時の思い

 単純にすごくうれしかったです。前作の撮影を終えた時に、どこかでまた皆さんと集まれるんじゃないかなという気がしていました。それは願望も含めてですけど。撮影時間が本当に楽しかったので、いつ撮影になるんだろうなと心待ちにしていました。

 ーークランクイン初日について

 1年ぶりということもあり、再びさとこを演じることへの若干の不安がありました。バス停で歩いているシーンは、自分の中でまだ不安要素がちょっと残っていて、歩き方だったり、そのテンポがなかなかうまく取り戻せないところがありました。正直、あの時はセリフがなくてよかったなと思っていたんです。

 でもその後、司(宮沢氷魚さん)と会うシーンを撮影させていただいた時に、パチンと来たというか、さとこってこの温度感だったなというのを取り戻せて、「あ、さとこに戻れた」と感じました。そこはすごく氷魚くんに助けられました。その後、鈴さん(加賀まりこさん)にまた再会した時に、さらにそこでさとこが完成したというか、やっと戻ってきたなと思えました。最初からさとこに戻れたというよりは、キャストの方たちに会うたびにどんどん“取り戻していった”という感覚が一番しっくりきます。

 ーー印象に残っているシーンについて

 早朝に司と、とある場所に向かうシーンです。深夜2時ぐらいに集合しまして、本当に景色が美しくて。あの景色を見た時に、「あ、司さんはこれをさとこに見せたいと思ってくれたんだ」と心から感じました。司は身近な幸せを、さとこにそっと優しく届けてくれる存在。こんなところにもさとこの知らない美しい景色や幸せがあって、それを一緒に共有しようと言って、司が連れて行ってくれたあの景色が本当に忘れられません。

 その後に、なんてことない塩むすびを一緒に食べるシーンもありました。セリフはそんなに多くなく、静かなシーンではあるんですが、温かでささいな幸せを感じさせてくれるあそこの一連はまさに私が「これぞ『しあわせは食べて寝て待て』だな」と思うシーンで、とても心に残っています。また、現場にはフードコーディネーターの飯島奈美さんが駆けつけてくれて、早朝に温かいおむすびを握ってくれました。私も氷魚くんもとても驚きましたし、「握り立てを食べてほしい」とおむすびを届けてくれたそのお気持ちがすごくうれしかったです。

 ーー宮沢さん・加賀さんとの共演について

 加賀さんが演じられる鈴さんは、実は原作を読んで想像していた印象からちょっと違ったんです。「あ、こういう鈴さんで来るんだ」という衝撃からの、そこからの鈴さん、本当に大好きになりました。気を遣われすぎてしまうと逆に萎縮してしまったりすることって日常でも多々あると思いますし、もちろん鈴さんは空気を読んで、優しさも込めて接してくださってるんですが、時にあえて気づかないふりをしてさとこに遠慮せず来てくださるあの感じ、その加賀さんの塩梅がもう絶妙で。「あ、こういう人がそばにいたら本当に救われることってあるんだろうな」と思いました。

 氷魚くんが演じる司は、原作から飛び出してきたような魅力もありつつ、そこに氷魚くん自身の持つ柔らかさだったり、繊細さみたいなものがプラスされて、司がいるだけでその場が柔らかくなるというあの安心感、本当にすてきだなと思います。お芝居をしていても沈黙が嫌じゃない、むしろ沈黙さえも心地がいいと思えるテンポの取り方や雰囲気を醸し出せるのがすばらしくて、それが司のキャラクターの魅力でもあり、やっぱり氷魚くんが演じるからこその魅力だと強く思っています。

 ーー薬膳や養生について

 ニラをよく食べてます。前作に登場したニラに黒ごまをかけて炒めるメニュー、ニラを炒めてそこに黒ごまがかかっているだけのお弁当のおかずだったんですが、それがびっくりするぐらいおいしくて。いろいろ調べると、やっぱりニラはすごく体にいい効能があるみたいで。それ以来「ニラにゴマかけとけばなんとかなるかもしれない」と思って、忙しい時とか、撮影が続いて食事にちょっと気を遣いたいという時に、私はごま油でニラを炒めて、黒ごまをかけて済ませています。そういうのでも自分の体に気を遣ってるんだって思える、その時間もすごく大事だなと思うようになりました。

 以前は、薬膳というものに対して、もっとハードルの高い、手の出しづらいイメージが私にもありました。でもこのドラマの撮影を通して飯島さんの作った薬膳料理というものをいただいて、「あ、これも薬膳なのか」「このシンプルな調理すらも薬膳と呼んでいいのか」という新しい発見が本当にたくさんあって、意識が変わりましたね。

 ーー視聴者に向けて

 スペシャルドラマだからといって特別な出来事が起きるわけではありません(笑)。ただ、もう一度あの団地の人たちに会いたい、あの温かな空気を感じたい。そんな気持ちで見ていただけたらうれしいです。この夏も、皆さまが健やかで穏やかな日々を過ごされますように。スタッフ・キャスト一同、心を込めて撮影しました。ぜひ楽しんでいただけたら、しあわせです。

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