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ドラマ10「会社員」で主演を務める吉田羊さん=NHK提供
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ドラマ10「会社員」で主演を務める吉田羊さん=NHK提供

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吉田羊:大手企業の本部長役でNHKドラマ主演 組織で働くことの意味と良心の在りかを問う 「会社員」10月放送へ

 俳優の吉田羊さんが、NHKの「ドラマ10」枠(総合、火曜午後10時)で10月13日から放送される連続ドラマ「会社員」(全8話)で主演を務めることが9月14日、明らかになり、クールな視線を向けるビジュアルが公開された。吉田さんは、野心を握りしめ、男性組織を駆け上がってきた50歳の会社員・宮木英理子を演じる。

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 吉田さんが演じる英理子は、大手企業のコーポレートデザイン本部長。野心家だが、その根底には仕事で成果を出し続けなければ自分には価値がないという、強迫観念にも似た思いを抱えている。

 英理子は、いま主導しているプロジェクトを成功させれば、念願の取締役昇進が約束されている。ところがプロジェクトのリリースを目前に控えたある日、英理子のもとに匿名の脅迫文が届く。脅迫者と対峙(たいじ)するうち、英理子は組織が抱えるゆがみと、そこで生まれる痛みに直面する。誰もが自分の存在価値の証明に駆り立てられる世の中で、組織で働くことの意味と、良心の在りかを問う、生々しくもスタイリッシュなオフィス・サスペンス。

 「会社員」は、2022年にNHKで立ち上げた“脚本開発チーム”WDR(Writers' Development Room)プロジェクトの第2弾作品で、名嘉友美さん、松井周さん、あさか友恵さん、縦谷宗さんの4人が脚本を担当する。

 ◇吉田羊さんのコメント

 今回、素晴らしいチームの皆さまとご一緒できますこと、大変光栄に思います。

 英理子は男性優位の社会において、自身も保身や出世欲に絡め取られながら、会社員としての正義と人としての正義の狭間で揺れる主人公です。会社勤め未経験の私には、企業とは?というところから初めての経験で、今は、理不尽や不公平に満ちた世界と闘い、人間不信一歩手前の主人公英理子の人生を見つめる日々です。

 ただ、さまざまを諦めながら自分の居場所を見つけんと奮闘して来た彼女の、懸命で貪欲な生きざまは何も会社員に限ったことではなく、人と関わって生きるすべての人々に刺さる物語なのではないかとも感じます。

 誰しも、生きていればままならないことも多い。諦めた方の人生を思い出して後悔することもあるでしょう。けれど、舵はいつだって私たちの手の中にある。今をひたむきに生きる皆様の心に、このドラマが活力をお届け出来れば幸いです。

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