連続テレビ小説「風、薫る」で一ノ瀬りんを演じた見上愛さん(C)NHK
9月25日に最終回を迎えたNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」で、主人公の一人・一ノ瀬りんを演じた見上愛さん。約1年にわたったドラマの撮影を振り返ったほか、忙しい日々のリフレッシュ方法や健康管理、マイブームについて語った。
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「風、薫る」は8月21日にクランクアップ。約1年にわたってりんを演じてきた見上さんは、「年齢の変化の中で少しずつ落ち着きを出すこと」を意識しながら、役に向き合ってきたという。
「りんは武家の娘で育ちのいい女性なので、序盤はふわっとした、あまり苦労せずに生きてきたような感じを意識していました。そんなりんも年を重ねて、いろいろな出来事を経験する中で、どことなく経験値がにじみ出ていたらいいなと思いながら演じていました。物語の中で少しずつ年を重ねていくので、その微妙な変化を表現することがとても難しかったです」
明治時代の女性を演じることで、着物姿での所作が身に付いたという。
「所作指導の先生方に細かい指の動きまで見ていただき、一から百まで教えてもらわないとできなかったことが、だんだん身に付いていく感覚がありました。段差を上る時は『こう上ったら着物が崩れない』とか、『今この辺が崩れているから、お芝居をしながら直そう』とか、そういう動きが自然とできるようになって。もちろん、日々着物を着られている方には全然かなわないですが、それでも所作はこの1年を通してかなり身に付いたんじゃないかなと思います。すぐ忘れちゃいそうですけど(笑)」
「風、薫る」での経験が今後どう生かされそうかという質問には、「まだちょっと想像がつかないです。というのも、まだ撮影が終わった実感がなくて……」と笑う。
「撮影に使っていたスタジオを見に行かせてもらったのですが、セットが建っていたところが何もない状態になっているのを見ても『来週からまた始まるんじゃないか』という気持ちになってしまって。俳優の仕事が好きで大切に思っているけれど、表現の幅を広げていくためにも、いろんな経験をしながら、豊かにゆったり生きていきたいという気持ちが一貫してあります。りんという役に向き合い続けたことで、自分の考え方だけじゃなく、りんの強さや柔軟さに助けられる瞬間がいずれ来るかもしれないと思っています」
多忙で知られる朝ドラのスケジュールをこなしてきた見上さん。日々の健康管理について尋ねると、「食べたいものを食べたい時に食べています」と意外な答えが返ってきた。
「それがストレス発散にもなっていますし、健康かどうかと言われるとちょっと微妙なラインではあるんですけど(笑)、ストレスを溜め込まない方が健康的な気がしていて。食に関しては、我慢しないことを心がけています。それがリフレッシュになっていますね」
最近興味があることは「パンチニードル」。毛糸を通したニードルを使って、イラストを描くようにステッチをする手芸で、「始めてみようかなと思ってキットだけ買いました。これからマイブームになったらいいなと思っています」と笑顔を見せる。
「もともと物を作ることや手先を動かすことが好きで、陶芸も趣味でずっと続けています。こういう手先を使う作業に集中していると無になれる感覚があって、頭もすごくスッキリするので、とても好きです」(赤松美景/毎日キレイ)
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