連続テレビ小説「ブラッサム」で主人公・葉野珠を演じる石橋静河さん(C)NHK
9月28日にスタートするNHKの連続テレビ小説「ブラッサム」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、作家の宇野千代をモデルにした主人公・葉野珠(はの・たま)を演じる俳優の石橋静河さん。同作の共演者とのエピソードや、多忙な日々の健康管理について話を聞いた。
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「ブラッサム」は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代(1897~1996年)をモデルとした物語。主人公・葉野珠が、故郷の山口・岩国を飛び出し、魅力的な人々との出会いによって、夢を手繰り寄せ、大正・昭和の激動の時代へと突き進んでいく。
石橋さん演じる珠は、葉野家の長女として山口・岩国に生まれる。幼い頃から本を読むのが大好きで、やがて「物語」を紡ぐようになる。激動の時代に翻弄されながらも、書くことを通じて自らと向き合い、作家の道を志すことになる……というキャラクター。
そんな珠の継母で、家族を献身的に支える葉野リョウを演じるのは国仲涼子さん。国仲さんといえば、2001年度前期の朝ドラ「ちゅらさん」でヒロインを務め、石橋さんにとっては、朝ドラ主演の“先輩”となる。
そんな国仲さんの印象について、石橋さんは「先輩後輩の分け隔てなく接してくださり、『大変だよね』と親身になって寄り添ってくださる方」と語る。
「国仲さんが演じられているリョウさんも優しく珠を包み込んでくれる存在なので、本当に役そのままだなと感じています。いつも現場にいらっしゃると、『元気? 大丈夫?』と気遣ってくださいます」
80代になった珠を加賀まりこさん、そんな珠を支える秘書・藤川優子を松たか子さんが演じることも話題になったが、石橋さんは「加賀さんと松さんが珠役のゴールにいると想像したら、もう何でもできるなという気持ち。とてつもなく心強いです」と話す。
「現場でお会いする機会があまりなく、加賀さんとはたくさん言葉を交わしているわけではないのですが、手をギュッと握って『大丈夫よ』と語りかけてくださいました。その一言で100パーセント大丈夫だと思いました 。松さんは、これまでに何度か共演させていただいて、ずっと憧れてきた方。本当に大好きなので、松さんが『ブラッサム』に参加されると聞いて大喜びしました」
クランクインから半年。石橋さんは「半年撮影をしてきて、日々いろんな感情を表現しなきゃいけないのでめまぐるしいし、シーンが苦しいときは本当に苦しい気持ちになるんです」と吐露。
珠のモデルとなった宇野千代が「ご気分はいかがですか?」と聞かれた際に、どんなときでも「最高です」と返していたエピソードに触れ、「苦しいときや疲れたときでも、自分を『最高です』と言える状態まで持ち上げていくのはすごいことだなと思って。私も言ってみよう、実践してみようと思いました」と明かす。
「調子がいい時はスラッと出てくるのですが、疲れていたり落ち込んでいるときはなかなか言えなくて……。それをやってみたときに、千代さんのことを改めてすごいなと思いました。疲れたときに『最高です』と言うことで、その状態を自分が選べばいいんだということを今回初めて知りましたね」
ハードなスケジュールとして知られる朝ドラの撮影を乗り切る上で、健康を維持するために気を付けていることはあるのだろうか。
「基本的なことになりますが、体にいいものを食べて、しっかり寝て、ある程度体を動かすこと。そんな当たり前のことが、後々に響いてくると思っています。朝ドラは毎日のように撮影があるので、体調を崩してしまうと皆さんに迷惑をかけてしまうので」
思うように睡眠がとれないときは、「『この睡眠時間でも、私はしっかり回復できる』と言い聞かせてから眠るようにしています」と笑う。
「全く寝る時間がないほど多忙なことはめったにないのですが、『何時間寝ないとダメ』と思っていると、それ以下の時間しか寝られないときに『足りない』と焦りますよね。だから、『この睡眠時間で大丈夫』と思い込むようにしています。気持ちは頑張りすぎず、基本的なことを意識して体調を整えることが、一番大事かなと思います」(赤松美景/毎日キレイ)
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