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彼女がキレイな理由:長澤まさみさん 最近ダンスを始めた「体を動かすと気持ちいい!」

 女優の長澤まさみさんが、大ヒット中の劇場版アニメ第2弾「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」(高橋滋春・ウシロシンジ監督)にゲスト声優として出演している。長澤さんは五つのうち二つ目のエピソード「ジバニャンの華麗なる作戦」編で生前のジバニャンの飼い主・エミちゃんが大人になった声を担当。エミちゃんは「大好きな洋服を作って世界中の人をハッピーにすること」を夢見てデザイナーの卵として働いている新入社員という役柄だ。そんな長澤さんは最近ダンスを始めたといい、「ビヨンセのような踊りを踊るのが目標なんです(笑い)。体を動かすと気持ちいい!」と笑顔で語る。長澤さんに休日の過ごし方や憧れの女性像について聞いた。

 ◆ビヨンセのように踊るのが目標

 2015年もあとわずか。長澤さんは「今年はインプットの年でしたね。いろいろやりたいこともやれて、すごく充実した年で楽しかったです」と振り返る。そして「今年はよく遊びました。友達と食事に行ったり、旅行にも行ったり、いろいろやりたいことをやりました。それがすごくよかったですね。人間らしく過ごせる日々もないとお芝居できないので、そういう意味で仕事でもプライベートでもよく遊んだことがよかったなと思います」と充実した表情を浮かべる。

 中でも最近、ダンスを始めて、ハマっているという。「友達とダンスを始めました。ビヨンセのような踊りを踊れるようになるのが今の目標です(笑い)」と照れながらも明かす。

 ダンスは、やり始めると「すごく楽しくて。ダンスは子供の頃にやっていたので、大人になってからもずっとやりたいなと思っていたんですけれど、なかなかタイミングがなくて。ちょうど仲がいい友達が集まって、みんなでダンスやろうという話になって。いい感じに部活みたいなノリでやっています。体を動かすといい汗をかいて気持ちがいい」と夢中になっているようだ。

 ◇美しくて面白い女性が理想

 2016年はNHK大河ドラマ「真田丸」にヒロイン・きり役で出演。撮影は始まっており、「今、大河ドラマをやり切るというたいへんさを感じて来ているので、気持ちが続くように集中したいと思っています」と気を引き締める。

 「真田丸」で共演している大女優の草笛光子さんの生き方に憧れている。「本当にすてきなんですよ。ユーモアたっぷりで面白くて。すごく仲良くしてもらっていて。草笛さんと同じシーンがあると、本当に楽しいんです」と笑顔で語る。

 「草笛さんは踊り(バレエ)をされていたからたたずまいが美しく、着物の着方も本当にきれいで。すべてを兼ね備えていて、さらに面白いというのが、すてきだなと思います。たぶんですけれど、草笛さんはご自分の実年齢(82歳)の心持ちじゃないんだと思うんですよ。私がいうのもおこがましいですけれども、10代の少女のよう(に無邪気)。それでいて色気もありますし。本当にすてきで、こういう人になりたいって心の底から思いました」と目を輝かせる。

 長澤さんはこれまでも「面白い人が好きで、浅田美代子さんも仲よくしていただいているんですけれど、本当に面白い方で。面白い先輩たちに可愛がってもらって、幸せだなってすごく思いますね」と現場で接する先輩方によい刺激を受けている。

 ◇人の言葉に耳を傾けていきたい

 そんな先輩方の姿をお手本にしつつ、長澤さんは「柔軟でいられるようにということを心がけています。人の言葉が耳に入って来るような状態でいつもいられるようにしていきたいですね」と柔軟な対応で、女優としてさらなる飛躍を目指す。

 <プロフィル>

 ながさわ・まさみ 1987年6月3日生まれ、静岡県出身。2000年、第5回「東宝シンデレラ」でグランプリ受賞。03年、映画「ロボコン」で初主演、同作で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。04年、「世界の中心で、愛をさけぶ」で第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・話題賞など数々の賞を受賞。06年にNHK大河ドラマ「功名が辻」、TBS系「セーラー服と機関銃」などの話題作に出演。映画「涙そうそう」で第30回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。15年に映画「海街diary」(是枝裕和監督)に出演。16年はNHK大河ドラマ「真田丸」にきり役で出演、また出演した映画「アイアムアヒーロー」(佐藤信介監督、来春公開)、「グッドモーニングショー」(君塚良一監督・脚本、来秋公開)の公開が控えている。

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