今週のイケメン：綾野剛、米映画祭で受賞　山崎賢人に女子高生パニック　高良健吾、賀来賢人も　前編

　1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回（13～19日）は綾野剛さんが映画祭「第15回ニューヨーク・アジア映画祭」で「ライジング・スター賞」をすることが明らかになったニュース、山崎賢人さんが女子高を訪れた話題、高良健吾さんが出身地・熊本を応援する映画のチャリティー上映会に出席した話題、賀来賢人さんが出演する映画のイベントに登場した話題などが注目された。前後編で取り上げる。

　綾野さんが、6月下旬に米ニューヨークで開催される映画祭「第15回ニューヨーク・アジア映画祭」で、活躍が期待される俳優に贈られる「ライジング・スター賞」を受賞することが18日、明らかになった。また、主演映画「日本で一番悪い奴ら」（白石和彌監督、6月25日公開）が、同映画祭のオープニング作品として上映されることも発表された。

　ニューヨーク・アジア映画祭は北米有数のアジア映画祭で、今回は6月22日（現地時間）から行われる。映画祭のディレクター、サミュエル・ジャミエールさんは、綾野さんの受賞の決め手は「『日本で一番悪い奴ら』で目の当たりにした綾野さんの妥協のない演技」だとして、「生々しいエネルギーをスクリーンに呼び戻してくれる作品と俳優を発見できたことに、わくわくする気持ちが止まりません」と話している。

　山崎さんは17日、映画「オオカミ少女と黒王子」（廣木隆一監督、28日公開）のPRのため、女優の二階堂ふみさんとともに私立蒲田女子高校（東京都大田区）をサプライズ訪問した。「緊急全校集会」の名目で体育館に集合した約500人の生徒は、山崎さんらが登場すると大歓声を上げ、中には号泣する生徒もおり、パニック状態となった。

　生徒は体育館に集合。同作の特報映像が上映されると悲鳴のような歓声が起こり、後方の扉から登場した山崎さんと二階堂さんは、たちまち生徒たちに取り囲まれた。山崎さんが「楽しんでますか！」と呼び掛けると生徒たちは大歓声を送っていた。この日は、2人が課外授業の“特別講師”として生徒たちの悩み相談を受けていた。

　高良さんは17日、東京都内で行われた短編映画「うつくしいひと」（行定勲監督）の熊本応援チャリティー上映会に登場。故郷・熊本県が地震にみまわれ約1カ月がたち、現在の心境を聞かれた高良さんは「みんな役割があると思う」と切り出し、「県民、県外の人とそれぞれ違う。ただ僕はピンチはチャンスというか、絶対にチャンスにしなければいけないと思っている。自分たちができること、作品、娯楽で笑顔や元気、勇気を届けることを長いスパンでやっていくことだと思う」と今後の復興に向けて決意を新たにしていた。

　賀来さんは18日、東京都内で行われた主演映画「森山中教習所」（豊島圭介監督、7月9日公開）のPRイベントに登場。自動車教習所を舞台にした映画にちなんで、司会から「夏のドライブデートはどこに行きたい」と聞かれると、賀来さんは「彼女のところに迎えに行ってからの～、ジャック・ジョンソン（の音楽）流してからの～、砧公園行ってからの～、海ほたるが鉄板」と明かしていた。共演の野村周平さんと豊島監督も登場し、3人で劇中で使用している車を特別にデコレーションした「フレンドシップ号」に乗って、新宿の街行く人たちに映画をアピールした。