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有村架純:二階堂ふみ、佐藤健、岡田将生、菅田将暉らとブラックファッション 挿し色で個性演出

 女優の有村架純さんが30日、東京都内で行われた映画「何者」(三浦大輔監督)の完成披露舞台あいさつに出席。佐藤健さん、岡田将生さん、二階堂ふみさん、菅田将暉さん、山田孝之さんといった豪華キャストと、黒で統一したファッションでステージに登場した。

 スーツやドレスといった黒い衣装に身を包んだ6人は、それぞれ異なる挿し色で個性を演出。清楚なミニ丈ワンピース姿の有村さんはピンクのヒールを挿し色にしていた。セクシーなドレス姿の二階堂さんは、大きく開いた胸元とウエストのリボンにキラキラと輝くオレンジのスパンコールをプラス、スーツ姿の男性陣は、佐藤さんが赤のネッカチーフ、岡田さんが紫のポケットチーフ、山田さんがゴールドのネクタイとポケットチーフという装いで、菅田さんはグリーンのスカーフを片足に結んだスタイルだった。

 佐藤さんは、この日のファッションについて「基本、5人(佐藤さん、岡田さん、菅田さん、有村さん、二階堂さん)でいることが多くて、現場で話しているときに『ゴレンジャーみたいじゃね?』って話になって。個性がそれぞれ違う役だったので、舞台あいさつは挿し色をそれぞれ変えて壇上に立ったほうが、この作品に合うんじゃないかと思って、ちょっとやってみました」と説明。「どうですか、みなさん?」と観客に語りかけると、「カッコいい~!」と客席から大きな拍手が起こった。

  「何者」は、朝井リョウさんの直木賞受賞作が原作(新潮文庫)。就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生を描いている。主人公の冷静分析系男子・拓人を佐藤さん、拓人のルームメイトの天真爛漫(らんまん)系男子・光太郎を菅田さん、拓人に恋心を抱く地道素直系女子・瑞月を有村さん、偶然にも拓人の部屋の上の階に住んでいた意識高い系女子・理香を二階堂さん、理香と同居中の空想クリエーター系男子・隆良を岡田さん、拓人のサークルの先輩で達観系先輩男子・サワ先輩を山田さんが演じている。10月15日公開。

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