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今週のイケメン:菅田将暉&松坂桃李が舞台あいさつ 菅田は声優初挑戦も 佐藤健の主演映画決まる 前編

 1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(2~8日)は、菅田将暉さんと松坂桃李さんがダブル主演する映画の完成披露舞台あいさつに登場した話題、菅田さんが2017年夏公開の劇場版アニメで声優に初挑戦するニュース、佐藤健さんが17年冬公開予定の映画で主演するニュースなどが注目された。前後編で取り上げる。

 菅田さんと松坂さんは6日、東京・銀座の映画館、丸の内TOEIで行われたダブル主演の映画「キセキ-あの日のソビト-」(兼重淳監督、17年1月28日公開)の完成披露舞台あいさつに登場。菅田さんは、映画のタイトルにちなんで「今年起こったキセキ」を聞かれると、「今ここにいること」と回答し、デビュー当時のエピソードを語った。

 「マネージャーさんと16歳のときに、銀座で時間が空いて、東映さんが近くにあるといって、ここのビルに来て、ライダー(デビュー作『仮面ライダーW』)のオーディションを受けて、受かったんですよね」とエピソードを披露。「そのときに戦隊モノやってたのが(松坂)桃李君。(そんな)2人の初(のダブル)主演映画がここで公開っていうのが“激アツ”だなー」と語り、会場から歓声を浴びた。

 8日には、菅田さんが声優に初挑戦することが分かった。映画「スワロウテイル」などの岩井俊二監督原作の1993年のテレビドラマ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が劇場版アニメ化され、同作でアイドル的存在のクラスメート、及川なずなに思いを寄せる島田典道を演じる。なすな役は広瀬すずさんで、典道の恋のライバル、安曇祐介は声優の宮野真守さんが演じる。

 菅田さんは「ずっと声のお仕事をしたいと思っていたので、今回念願の初チャレンジ。興奮しました。そして、やはり声優さんのすごさを実感しました。声色だけでの表現にムズムズしながらも、いろんなテクニックを他のキャストの方々に教わりながらの時間は、公園デビューを果たした赤ん坊のような新しい刺激と快感が止まりませんでした」と喜びを語っている。

 脚本は「モテキ」などの大根仁さんが担当、テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」などの新房昭之監督が総監督を務め、アニメ制作会社「シャフト」が制作する。17年8月18日公開。

 7日には、佐藤さんが17年冬公開予定の映画「8年越しの花嫁」(瀬々敬久監督)で土屋太鳳さんとダブル主演することが明らかになった。岡山県在住の中原尚志さん、麻衣さん夫妻の実話を書籍化した「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社)が原作。佐藤さん演じる尚志と結婚を約束した、土屋さん演じる麻衣が、結婚式の3カ月前に原因不明の病気に襲われ、昏睡状態となって数年後、意識を取り戻すが、尚志の記憶を失っていて……というストーリー。

 佐藤さんは「現実にこんな人生が有り得るのかと、心が震えました。そして奇跡は起きるものじゃなく起こすものなのだと、お二人に教えていただきました。僕たちの作る映画は、尚志さんたちが実際に送られた人生の感動には遠く及ばないかもしれません。しかし、このあるカップルに舞い降りた奇跡の実話を、少しでも多くの方に伝えたいという思いで、この役を引き受けさせていただきます」とコメントしている。

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