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STU48岡田奈々:船上劇場は「まだできあがってない」

 瀬戸内7県を中心とするアイドルグループ「STU48」の岡田奈々さんが4日、東京都内で行われたジョニー・デップさん主演の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(ヨアヒム・ローニング監督、エスペン・サンドベリ監督)の大ヒット記念イベントに登場した。11月にメジャーデビューが決まっており、船が劇場となるSTU48のキャプテンを務める岡田さんは、映画の主人公のジャック・スパロウ風の海賊衣装で登場し、「(STU48は)初の船上劇場を使ったグループなので、ジャックのように頼れるかっこいいキャプテンになれるように」と笑顔を見せた。

 イベントでは、七夕の日が近いことにちなんで、出席者が願いごとを書いた短冊を発表する場面もあり、岡田さんは「早く船が完成しますように」と願いごとを披露。岡田さんは「STU48は、船上劇場といいながらも実は肝心な船がまだできあがっていない状況なので、一刻も早くできあがったらいいなと」と劇場がまだ未完成であることを明かした。

 イベントには岡田さんのほか、同作でジャックの冒険に加わるヘンリー・ターナーの吹き替え声優を務めた中川大志さん、ジャックに憧れを持つお笑い芸人のじゅんいちダビッドソンさん、吹き替え版でジャックの声を演じた平田広明さんも出席。平田さんは、中川さんの吹き替えの感想を聞かれると「もう勘弁してよって感じです」と脱帽し、「あの完成度はだめですよね。30年近くやってきた俺の立場をもうちょっと考えてほしかったっていう。素晴らしいです」と絶賛。中川さんは照れたような表情で「今日初めてお会いしたので、本当にすごい安心しました」と語った。

 「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」は、デップさん演じる海賊ジャック・スパロウの活躍を描く人気シリーズの最新作。“ジャック・スパロウの誕生”と、彼への復讐(ふくしゅう)に燃えるサラザールとの対決を描く。サラザールをハビエル・バルデムさんが演じ、キーラ・ナイトレイさんが2007年公開のシリーズ3作目「ワールド・エンド」以来、10年ぶりにエリザベス・スワン役で登場する。中川さんは日本語吹き替え版でジャックの冒険に加わるヘンリー・ターナー(ブレントン・スウェイツさん)の声を担当した。

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