検索

いま、推されてます

GENERATIONS白濱亜嵐&佐野玲於:「HiGH&LOW」“ハードアクション”撮影の苦労明かす

 「EXILE TRIBE」によるエンターテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」の劇場版新作「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」「HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION」にダンス・ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐さんと佐野玲於さんが出演している。2人に「HiGH&LOW」の魅力や、劇中のハードなアクションなどについて聞いた。

 「HiGH&LOW」は、ドラマや映画、SNS、配信、マンガ、オリジナルベストアルバム、ライブなどが連動したプロジェクトだ。白濱さんは「総合エンターテインメントとして始まり、固定観念にとらわれないプロジェクトだと思います。素晴らしいチームで映画を作らせていただき、勉強になることがたくさんある環境でした」と振り返る。また、佐野さんは「アメーバのように広がっていくプロジェクト。ドラマが始まってから約2年近くたちますが、ドラマや映画が軸になっていてこれから(ライブなど)どうなっていくのか、とても可能性を感じています」と目を輝かせる。

 物語は、コブラ(岩田剛典さん)率いる「山王連合会」、ROCKY(黒木啓司さん)の「White Rascals」、村山良樹(山田裕貴さん)の「鬼邪高校」、日向紀久(林遣都さん)の「達磨一家」、スモーキー(窪田正孝さん)の「RUDE BOYS」という五つのチームが拮抗(きっこう)するSWORD地区を舞台に、男たちのプライドを懸けた壮絶な戦いや仲間との友情などを描いている。

 ◇緊迫感で迫力のアクションに

 「RUDE BOYS」に所属するタケシを演じている佐野さんは「“ルード”は、空中を舞うように高い場所から飛び降りるなどハードアクションが見どころで、そのアクションは“パルクール”をベースにしているので、20~30メートルある平均台に命綱なしで立ったりする。安全第一でやっていますが激しいアクションですし、危険が伴います」と苦労を明かす。    白濱さんも「ルードのアクションを、みんな生身でやっているところが本当にすごい」と大絶賛する。佐野さんは「アクションスタッフの手本を見ていて、こちらがヒヤヒヤしてしまうことだってあります。それぐらい緊迫感がある中で撮影しているからこそ、迫力のあるアクションが撮れていると思います」と自信を見せる。

 ◇裏設定を監督と相談

 白濱さんは、“理想郷”実現のため、琥珀(AKIRAさん)と手を組む「MIGHTY WARRIORS」のバーニーを演じている。「『MIGHTY WARRIORS』が出てきたのはドラマシーズン1の終盤でした。それまでにいろいろなキャラクターが出てきていて、正直、(キャラ作りを)どうしようかなって思いました(笑い)」と明かす。「僕は歌手でもラッパーでもないですし、見た目もけんかが強そうな感じではないので、バーニーはDJにして、機械を使って戦うとか、裏設定を監督と相談して決めました」と振り返る。

 さらに、アクションについて「僕は、なぜか15メートルぐらいの高さがある場所で戦わされるんですよね。高いところが好きなわけではないし、飛ぶわけでもないのにワイヤを付けられる」と苦笑する。

 白濱さんは、高校生の恋愛を描く映画「ひるなかの流星」(新城毅彦監督)では無愛想なイケメン・馬村大輝という、バーニーとは雰囲気が違うキャラクターを演じた。「僕にとって(バーニーと馬村は)別次元のキャラクター。バーニーは『実際にこういうやついたらいやだろうな』というキャラを考えた。いろいろな役をしっかり演じるという意味では、どちらも楽しいです」と話す。

 ◇チームで雰囲気違う現場 HIROからの“豪華”差し入れも

 撮影現場については、それぞれのチームによって特色が違い、雰囲気も違うという。白濱さんは「MIGHTY WARRIORSのメンバーは、こわもてばかりだけど明るいです。プライベートでも仲がよくて、北九州で撮影したときは、みんなでおでんを食べに行ったりしました」と語る。さらに白濱さんが「(スモーキー役の)窪田さんと共演してみたくて(佐野さんが)うらやましい(笑い)」と明かすと、佐野さんは「普段、窪田さんは明るくて楽しいけど、芝居に入るとめちゃくちゃ説得力がある演技をする。スイッチの入り方がすごい」と話す。

 また、佐野さんは「“山王”との撮影では、和気あいあいって感じになったりします。(SWORD地区の支配をもくろむ闇組織の)九龍グループは緊迫しているそうです。それぞれのグループによって撮影の雰囲気が違うみたいです」とほほ笑む。

  EXILE・HIROさんからの撮影現場への差し入れについて聞かれた佐野さんは「北九州の撮影のときに、カレー屋さん、ラーメン屋さん、ハンバーガー、おすしが食べられるところとか、何軒か並んでいました。(日にちを)分けてくれればなって思いました」と笑う。白濱さんも「夜中にカレーパンが届きました。日によってクレープ屋さんとかカフェとか。普通の現場で、こういう差し入れはしてもらえないです」と楽しそうに話す。

 白濱さんは、最新作について「見どころはアクションの進化。それと、それぞれのチームに新たな展開が待っています」といい、佐野さんも「『END OF SKY』を見たら、『FINAL MISSION』を見たくなると思います。楽しんでください」と笑顔を見せた。

 「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」は8月19日、「HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION」は11月11日に公開。

エンタメ 最新記事

アクセス上位記事