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菅野美穂:クドカン脚本初体験で不安吐露 「調子に乗らずにやりたい」と意気込みも

 女優の菅野美穂さんが11日、横浜市内で行われた、宮藤官九郎さん脚本のTBS系連続ドラマ「監獄のお姫さま」の会見に出席。宮藤さんの脚本で演じるのは初めてという菅野さんは「皆さんが宮藤さんの世界を理解した上で演技プランをなさっているというのが感じられて……。撮れ高を私だけ下げているんじゃないかと心配なんですが」と胸中の不安を吐露しつつ、「(宮藤さんの脚本は)エスプリが利いていて、はじけるポップコーンのような勢いがあって。大好きな世界観なので、調子に乗らずにやりたい。役を全うしたいと思います」と力強く語った。

 ドラマは、女子刑務所の中という過酷な状況でたくましく生きる女たちの群像劇。罪を犯してしまった、生きることに不器用な人間たちの、切なさや悲しさを時に笑えて、時に泣ける物語として描く。「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」「カルテット」「あなたのことはそれほど(あなそれ)」などのTBS「火曜ドラマ」枠での放送で、脚本は宮藤さん、演出は「逃げ恥」「カルテット」「あなそれ」に続き、金子文紀さんが担当する。主題歌は来年、引退することを発表している安室奈美恵さんの新曲「Showtime」となる。

 会見には主演で元服役囚役の小泉今日子さん、元刑務官役の満島ひかりさん、イケメン社長役の伊勢谷友介さん、服役中の囚人役の夏帆さん、元服役囚役の坂井真紀さん、森下愛子さん、菅野さんと、金子プロデューサーが出席した。「監獄のお姫さま」は17日から毎週火曜午後10時に放送。初回は15分拡大版。

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