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竹内涼真:短パンからの美脚に自信「脚は長いです!」 「陸王」で長距離ランナー演じる

 俳優の竹内涼真さんが、15日に放送をスタートする連続ドラマ「陸王」(TBS系、日曜午後9時・初回2時間スペシャル)に出演し、「ダイワ食品」の長距離ランナー、茂木裕人を演じる。今回、初めて長距離ランナー役に挑み、短パンのユニホーム姿で「こんなに脚を見せたことないですよ」と冗談めかす竹内さんに話を聞いた。

 ドラマは、大ヒットドラマ「半沢直樹」や「下町ロケット」の原作者として知られる池井戸潤さんの同名小説(集英社)を、俳優の役所広司さん主演で実写化。埼玉県行田市にある、老舗足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、新規事業への参入を考え始め、足袋製造で培った技術を生かして“裸足感覚”を追求したランニングシューズを開発しようとする……というストーリー。

 ◇ユニホーム姿で女性人気ますます拡大? 減量でランナー体形に

 竹内さん演じる茂木は、紘一がマラソン足袋「陸王」を開発する際のキーマンとなる人物で、箱根駅伝を走った人気選手という役どころ。ユニホーム姿で脚の美しさを褒められると「そうですか? 自分では思わないですけれど」と涼しい顔を見せる一方、脚の長さについては「脚は長いです! 身長が185センチあるので、ある程度は」と自信がある様子。NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」や連続ドラマ「過保護のカホコ」(日本テレビ系)で多くの女性ファンを集めたが、今回もスタイルの良さが際立つユニホーム姿で、ますます人気が高まりそうだ。

 役作りでは今回、「よりランナーに近い体づくりをした」といい、トレーナーのアドバイスの下、食事制限などを行って約4カ月で体重をかなり落としたという。「最初は全然ランナーに見えなくて、体重を減らして絞ったから、まあ見えるという感じ。本物と比べると全然」と謙遜する。また、走るシーンに向けて、青山学院大学陸上競技部の原晋監督らから指導を受け、「走り方を全部、矯正しました。(撮影で)一部分を切り取った時に、いかにマラソン選手に見えるかという勝負。200~300メートルという距離をしっかり(ランナーに見えるように)走る練習をしました」と明かした。

 ◇マラソンシーンの撮影は「最高!」 競技の「裏側に共感して」

 第1話の鍵となる「豊橋国際マラソン」のシーンは愛知県豊橋市でロケが行われ、3日間で約1万人のエキストラが参加した。エキストラが見守る中で走った竹内さんは「最高です! 気持ちいいですよ」と満面の笑み。「どの方向を向いても人がいるという撮影は、なかなかない。その中に立つと気持ちも入りますし、撮影もある程度のスピードを出して走るのでキツいんです。でも(エキストラの)あの声援で乗り切れた」と感謝している。

 サッカーで「プロになりたかった時期もあった」が、“挫折”を経験し、「スポーツ選手はダメだったので、そこを(今回のドラマで)表現できるのはうれしい」と語った竹内さん。見どころを聞くと「陸上選手と、それを支える企業、スポンサーの物語。そこにあるアツい部分をリアルに描いている。普段の(マラソンの)テレビ中継では映らない、裏側の部分に共感してもらって、走るシーンに感情移入してもらえれば、より楽しめると思います。今までにない迫力があって、1話から感動できる作品」と力を込めた。

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