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綾野剛:松岡茉優の“ビンタ”絶賛 「非常に素晴らしかった」

 俳優の綾野剛さんが4日、東京都内で行われた連続ドラマ「コウノドリ」(TBS系、金曜午後10時)のイベント「清塚信也コウノドリコンサート」の夜の部にシークレットゲストとして出席した。産婦人科医と天才ピアニストの二つの顔を持つ主人公・鴻鳥(こうのとり)サクラ役の綾野さんは、同じく産婦人科医の下屋加江を演じている松岡茉優さんとともに白衣姿でサプライズ登場してトークを行い、松岡さんが劇中で披露した“ビンタ”を絶賛した。

 松岡さんは劇中で宮沢氷魚さん演じる研修医に対して“ビンタ”をお見舞いしており、「実は、(他の作品で)数々の人を殴ってきた(綾野さん演じる)サクラ先生にやり方をおうかがいして。熱い指導で、ああいうビンタになりました」と明かすと、綾野さんは「身長差もありますからね、頬をひっぱたこうとするとうまくいかないので。下からすっぱーんと……」と身ぶり手ぶりを入れて説明。「非常にあのビンタは素晴らしかった」と感心していた。

 また、ドラマでピアノを演奏するシーンについて、綾野さんは「いまやっている楽曲が右腕もげそうでね」とぼやきながらも、松岡さんは「レベル上がってますよね」と絶賛。綾野さんは「2年前に約3カ月間猛特訓をして、テレビドラマの役者ができるある程度最上のところまでもっていけたと思っていた」としつつ、「セカンドシーズンがはじまって、新しい楽曲が生み出され、(演奏を)やってますけど、どんどん自分がうまくなっていると同時に、できないことが明確になってくるんですよね」とピアノの奥深さについて語っていた。

 「コウノドリ」は、週刊マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載中の鈴ノ木ユウさんの医療マンガが原作。2015年10月期に前シリーズが放送され、綾野さん演じる鴻鳥サクラを軸に、医療だけでなく、赤ちゃんや妊婦、その家族にまつわる物語が展開された。新シリーズは、前作の2年後を舞台に「生まれること、そして生きること」というテーマで、原作のエピソードをベースに、オリジナル取材した題材を加えて描いている。

 夜の部のコンサートでは、ドラマの音楽監修を担当しているピアニストの清塚信也さんが、作中で使用されている楽曲などを中心に、約1200人の観客の前で演奏した。

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