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山崎賢人:高校時代に「壁ドンすればよかった…」

 俳優の山崎賢人さんが5日、東京都内で開かれた映画「氷菓」(安里麻里監督)の公開御礼イベントに登場した。これまで数々の作品で“壁ドン”シーンを演じてきた山崎さんだが、プライベートでは経験がないといい、「(壁ドンを)やられた方はいる?」という質問に観客から手が挙がると、「マジでされたことあるの!」と驚き、「(自分も)壁ドンをすればよかった。高校で……」と“本音”を漏らしていた。

 イベントには、ヒロインのお嬢様・千反田(ちたんだ)える役の広瀬アリスさん、安里監督も出席。ファンから募集した質問にも答え、自身の高校時代について聞かれた山崎さんは「いろいろな映画で、高校生役をやらせてもらって、こんなに気持ちのいい青春がたくさんあるんだと感じた。もっと(自分の高校時代を)楽しめば良かった」と語った。広瀬さんは「リアル高校生で壁ドンはあるんですかね?」と疑問を投げかけ、自身の壁ドン経験について問われた山崎さんは「ない」と即答していた。

 質問には恋愛相談もあり、告白のせりふについて聞かれると、山崎さんは「そのとき出てくる感情次第でしょう」と語り、広瀬さんに「(せりふを)決めてからいくの? いくの?」と詰め寄り、広瀬さんは「あまり攻めないで。汗をかいちゃうから」とタジタジになっていた。

 「氷菓」は、ミステリー作家の米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)さんの小説「古典部シリーズ」の第1作が原作で、2012年には京都アニメーション制作でテレビアニメ化もされた。最低限の行動しかしない“省エネ主義”の高校生・折木奉太郎(おれき・ほうたろう=山崎さん)が、姉の命令で入部した廃部寸前の「古典部」を舞台に、好奇心旺盛なえるに巻き込まれながら、優れた推理力を発揮して33年前に学園で起きた事件の謎を解き明かす……という内容。

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