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土屋太鳳:女優デビュー10周年も「引き出しのなさ」実感 来年は「恋」に意欲?

 女優の土屋太鳳さんが17日、東京都内で2冊目の写真集「初戀。」(東京ニュース通信社)の発売記念イベントを開催。女優デビュー10周年を記念したメモリアル写真集で、自らプロデュースも担当。土屋さんは撮影で「自分の引き出しのなさをしっかり感じた」といい、「これからもっともっと豊かな女性にもならないといけないし、豊かな女優になりたいなって、そんな時間でした」と振り返った。

 今作は豪シンガー・ソングライターのSiaさんのミュージックビデオに土屋さんが出演した際、振り付けを担当した辻本知彦さんが演出。約8000枚にも上る写真から厳選したカットのみを収録。土屋さんは着物姿でダイナミックに踊る表紙のカットがお気に入りといい、「10年間仕事してきて、(周りに)魅力的な方々が多い中、自分は何を残せるのか(と考えた)。辻本先生と出会って、刺激をいただくことで引き出せている表情っていうのが、今の自分にとって必要なものであり、発信していくものなのかなと。お着物を着て表現するのは芸能界でいま私だけかなと思って、選ばせていただきました」と説明した。

 タイトルの「初戀。」については、自身が出演した映画「兄に愛されすぎて困ってます」の公式ツイッターのツイートにあった「今日、初恋の日」というフレーズを見て「ピンときた」といい、「今まで自分が何を表現してきたのかって考えたとき、いろいろな役の初恋を演じてきたなと。あとは女優というお仕事に初恋をしてきたなと思ったので」と説明。旧字体にした理由を「『言』っていう字に『糸』が絡まっていて、うまく言えない切なさやもどかしさにも激しさが詰まっているような言葉だなって思った」と明かした。

 大活躍だった2017年は「変化を実感する1年だった」という土屋さん。「変化自体は去年の方が大きかったんですけど、去年まいた出会いの種から少しずつ芽が出ているなって実感できたので、出た芽をしっかりと大切にしながら、いろいろなものに恋していきたい」と声を弾ませると、仕事が忙しくて通えていない大学についても「ゆっくりでもいいので卒業にたどりつけるよう、必死で頑張ります」と前向きに語っていた。

 写真集には、豪華な美術・工芸品に囲まれた空間での着物姿や、富士山の裾野での幻想的なショット、オフタイムを遊園地や街歩きなどで楽しむ等身大の笑顔や、物憂げな大人の女性の表情など、土屋さんのさまざまな姿を切り取っている。A4判で価格は3000円。

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