検索

いま、推されてます

2018年注目イケメン:実写化俳優・吉沢亮 実力派の高杉真宙 「キミスイ」の北村匠海にも期待

 ドラマ「過保護のカホコ」などでブレークした竹内涼真さんや、「ジョジョの奇妙な冒険」「氷菓」など昨年だけで3本のマンガ原作の映画に主演した山崎賢人さん、ドラマ「カルテット」やNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」などで存在感を見せた高橋一生さんなど、2017年も多くの俳優が活躍した。そんな彼らに続く、18年期待の俳優たちをピックアップする。

 ◇吉沢亮はポスト山崎賢人? 相次ぐ実写化作品への出演で注目

 今年、マンガ原作の映画への出演が相次ぐのが、正統派イケメンの吉沢亮さん。1994年2月1日生まれ、東京都出身で、2009年に行われた「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」をきっかけに芸能界入りした。昨年は、映画「銀魂(ぎんたま)」で人気キャラクター・沖田総悟役を好演。山崎さん主演の実写映画「斉木楠雄のΨ難(さいきくすおのサイなん)」では“中二病”の高校生・海藤瞬役を熱演した。ともに独特の世界観を持つ福田雄一監督の作品で、その中で存在感を示したことは大きい。

 そうした演技力が評価されてか、今年は白石ユキさんのマンガを実写化する「あのコの、トリコ。」(宮脇亮監督)で主演するほか、吉住渉さんのマンガが原作の「ママレード・ボーイ」(廣木隆一監督、4月27日公開)でも、桜井日奈子さんとともにダブル主演を務める。さらに岡崎京子さんのマンガが原作で、「世界の中心で、愛を叫ぶ」などの行定勲監督がメガホンをとる注目作「リバーズ・エッジ」(2月16日公開)では、二階堂ふみさん演じる主人公の同級生役を演じる。その活躍ぶりは、昨年、マンガの実写化作品に多数出演した山崎さんを彷彿(ほうふつ)させる。この勢いに乗って、ますます注目を浴びそうだ。

 ◇高杉真宙は演技の幅広げる実力派 映画3本と連ドラ出演が決まる

 昨年6本もの映画に出演した高杉真宙さんも、今年はさらなる飛躍が期待できそうだ。96年7月4日生まれ、福岡県出身で、09年に舞台「エブリ リトル シング’09」でデビュー。昨年は「PとJK」(廣木監督)で金髪の不良・大神平助、「トリガール!」(中村航監督)では土屋太鳳さん演じるヒロインが憧れる爽やかな大学生、主演した「逆光の頃」(小林啓一監督)では京都弁の高校生・赤田孝豊役など、同じ学生役ながら幅広い役柄に挑戦。「散歩する侵略者」(黒沢清監督)では長澤まさみさん、松田龍平さん、長谷川博己さんらに囲まれながら光る演技を見せ、「第9回TAMA映画賞」で最優秀新進男優賞を受賞した実力派だ。

 昨年10月期のドラマ「セトウツミ」(テレビ東京)では、葉山奨之さんとともにダブル主演を果たし、今年はすでに3本の映画への出演が決定。そのうちの「世界でいちばん長い写真」(草野翔吾監督、夏公開予定)で主演し、「虹色デイズ」(飯塚健監督、7月公開)では中川大志さんらとともに主演を務める。さらに1月スタートの連続ドラマ「賭(か)ケグルイ」(MBS・TBS)では、ヘタレで勝負に弱く“学園の底辺”に追いやられてしまう高校生・鈴井涼太を演じ、新たな側面を見せてくれそうだ。今後も着実に活躍の幅を広げていくだろう。

 ◇北村匠海「キミスイ」が興行収入30億突破の大ヒット

 ダンスロックバンド「DISH//(ディッシュ)」のリーダーで、俳優としても活動する北村匠海さんは、昨年は俳優業での活躍が注目を浴びた。住野よるさんのベストセラー小説を実写化し、女優の浜辺美波さんとダブル主演した映画「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」(月川翔監督)は、興行収入が30億円を突破。17年の東宝実写作品で1位の興行収入を記録した。森川葵さん主演の映画「恋と嘘」(古澤健監督)に出演した際は、森川さんに「アドリブがうまくて悔しい」と言わしめるほどの演技力を見せた。

 昨年末には「カロリーメイト」のCMに起用され、リアルな受験生の姿を演じ、3000メートル級の雪山の登山にも初挑戦。バラエティー番組内で放送された、明石家さんまさんの高校時代を描いたドラマ「ずっと笑ってた」では、高校時代のさんまさんを演じ話題となった。今年は東出昌大さんらが出演する映画「OVER DRIVE」(羽住英一郎監督、6月1日公開)への出演が決まっている。

 また昨年放送された窪田正孝さん主演のドラマ「僕たちがやりました」(カンテレ・フジテレビ系)には、「DISH//」の楽曲「僕たちがやりました」が主題歌に起用され、疾走感ある曲でドラマを盛り立てた。俳優、バンド活動ともにブレークの兆しを見せている。

 ◇“王道”歩む磯村勇斗 ライダー俳優にも注目

 昨年ブレークした竹内さんや福士蒼汰さんら、人気俳優を多数輩出している“ライダー俳優”では、放送中の「仮面ライダービルド」で主演する犬飼貴丈さん、前作「仮面ライダーエグゼイド 」主演の飯島寛騎さん、前々作「仮面ライダーゴースト」主演の西銘駿さん、同作に出演した磯村勇斗さんに注目したい。

 特にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で話題になった磯村さんは、福士さんや竹内さんと同じ「仮面ライダーから朝ドラ出演」という“王道”を歩んでいるだけに、今後の活躍が期待される。犬飼さん、飯島さん、西銘さんは「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを獲得したジュノンボーイで、ビジュアルはお墨付き。飯島さん、西銘さんは、米倉涼子さんや上戸彩さんらが所属する芸能事務所「オスカープロモーション」が昨年創設した初の男性エンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」にも所属している。

 イケメン俳優たちがどんな飛躍を見せるのか、今後の活動に注目だ。

イケメン 最新記事

アクセス上位記事