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福山雅治:ジョン・ウー監督の映画撮影に「スケール感がでかい」

 俳優の福山雅治さんが17日、東京都内で行われた映画「マンハント」(ジョン・ウー監督)の公開記念舞台あいさつに、共演者の池内博之さん、桜庭ななみさんと登場。福山さんは、初めてタッグを組んだウー監督の映画製作を「スケール感がでかい」と表現した。

 本作は福山さんのガンアクションが見どころの一つ。池内さんは「どこのシーンか分からないけど、実弾でできないかって。役者のいないところでしょうけど」とウー監督が考えていたことを明かすと、福山さんは「改めて、スケール感がでかいなって思いますね。法律の問題もあるだろうけど、想像と発想力は自由ですから」と語った。さらに池内さんは役柄について、「(キャスティング時は)刑事役で福山さんを追う役だったんですよ。それが1週間後ぐらいに(変更になった)」と明かした。

 また福山さんは、桜庭さんが二度クランクアップを迎えたこと明かすと、桜庭さんは「岡山の撮影でクランクアップして東京に戻ったら、『もう一度岡山に来てください』って(言われた)」と振り返り、大阪で行われた撮影現場に3日間いたにもかかわらず「待って待って、3日待って、(一度も撮影せず)東京に帰りました」というエピソードも披露し、観客を笑わせていた。

 「マンハント」は、西村寿行さんの小説「君よ憤怒(ふんぬ)の河を渉(わた)れ」(徳間書店)を映画化。同小説は1976年に高倉健さんと中野良子さんの出演で映画化され、中国で「追捕」というタイトルで公開されて、ブームを巻き起こした。今作は、福山さんと中国人俳優のチャン・ハンユーさんのダブル主演で、2016年に大阪や岡山を中心に、日本でのオールロケ撮影が行われた。

 国際弁護士のドゥ・チウ(チャンさん)は、自身の送別パーティー後、突然、同僚女性殺害の容疑をかけられる。ドゥ・チウ逮捕に全身全霊を傾けている敏腕警部の矢村聡(福山さん)は、ドゥ・チウを追いつめながら同時に殺人事件の状況証拠を怪しく思い、容疑そのものに疑問を持ち始める……というストーリー。

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