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二階堂ふみ:小沢健二からの手紙に「感無量です」

 女優の二階堂ふみさんが18日、東京都内で開かれた主演映画「リバーズ・エッジ」(行定勲監督)の公開記念舞台あいさつに登場した。主題歌「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」を担当したシンガー・ソングライターの小沢健二さんからの手紙が読み上げられ、「ふみさんが『リバーズ・エッジ』にかけた熱量は、小宇宙を創れるぐらいのものです」「ふみさんの顔が(原作者の岡崎)京子さんそっくりに見える場面があり、驚きました」とつづられた言葉に、二階堂さんは「感無量です」と笑顔を浮かべていた。

 また、同作は15日(現地時間)に開幕した第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門オープニング作品に選ばれ、同映画祭に初参加した二階堂さんは「緊張しました。すごく盛り上がって……。この映画でベルリンに行くことができて幸せだなと感じながらレッドカーペットを歩きました」と振り返り、「見終わった後のQ&Aで気付かされることがあった。一つの映画で多面的なものの見方がある。言葉や文化もですが、感覚も違うと思いました。刺激的でした」と明かしていた。

 「リバーズ・エッジ」は、1993~94年にファッション誌「CUTiE」(宝島社)で連載された岡崎さんの青春マンガ。生きづらさを感じているイマドキの女子高生ハルナ(二階堂さん)と、いじめられっ子でゲイの山田(吉沢亮さん)、過食しては吐くモデルのこずえ(SUMIREさん)の共犯者めいた不思議な絆を中心に、日常の中での違和感や孤独、欲望などを描く群像ストーリー。舞台あいさつには、吉沢さん、森川葵さん、上杉柊平さん、SUMIREさん、土居志央梨さん、行定監督も出席した。

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