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滝沢秀明:主演連ドラ撮影でオンオフの境目なし 「24時間、祐介と共にいる」

 歌手で俳優の滝沢秀明さんが2日、東海テレビ(名古屋市東区)で、放送中の主演連続ドラマ「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)の会見を行った。両親と祖父を殺害され、犯人とされる人物の再審請求をする弁護士・浅利祐介という難役に挑んでいる滝沢さんは「正直、(オンとオフの)境目がないですね。今は24時間、祐介と共にいる感じです」と明かした。

 ドラマは、小杉健治さんの小説「父と子の旅路」(双葉社)が原作。滝沢さん演じる浅利祐介が、自分の両親と祖父を殺害したとされる死刑囚・柳瀬光三(遠藤憲一さん)の再審請求をするため、事件に向き合い、成長していく姿を描く。主題歌は滝沢さんの「記憶のカケラ」が採用されている。

 滝沢さんは「初めての弁護士役で、重いテーマの深いストーリー。非常に手応えを感じながら撮影が進んでいます。現場では集中していますし、家ではせりふを覚えたり……。普段は(オンオフを)切り替えていますが、今回は切り替えると途切れてしまう気がして、あえて緊張が途切れないようにするという感じです」とコメント。「まもなく撮影が終わるので、キャストの皆さんやスタッフの皆さんとおいしいお酒でも飲めたら」と頬を緩ませた。

 ドラマは3日に第5話が放送される。祐介に柳瀬の再審弁護を依頼した、谷村美月さん演じる河村礼菜とのロマンスの予感もあるが「普通のドラマだったら、甘くなっていくんでしょうけれど、このドラマは甘さだけではない厳しさも切なさもある。一味違う描き方をしていきます」と説明。キュンとするシーンがあるかと聞かれると「見る方の捉え方次第で、キュンと見える方もいるかもしれませんが、僕はキュンとはしなかったです」と笑わせ、「いろんな複雑な思いがあるので……」と語った。

 また最終回に向け「いろんな真相が明らかになって、見ている方の気持ちを動かしていくんじゃないかと思っています。視聴者の皆さんの反応も楽しみ」と期待していた。

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