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泉里香:女スパイに共感 「女性としてカッコいい」

 モデルで女優の泉里香さんが26日、東京都内で開かれた映画「レッド・スパロー」(フランシス・ローレンス監督、30日公開)の公開直前イベントにスペシャルゲストとして登場した。米女優ジェニファー・ローレンスさんが演じる女スパイについて「意志の強さが表れていたし、女性ならではの世界を進む感じ。女性としてすてきだなと思いました」とアピールした。

 泉さんは、イベントで劇中にも出てくる相手の心を読む「心理操作」に挑戦。男性スタッフが「今欲しいもの」を予想する問題に対して、泉さんは「時間」と予想したが、正解は「可愛い彼女」ではずれた。だがその後、泉さんは「皆さん(報道陣)にトラップを仕掛けました」といたずらっぽく笑い、スクリーンのビジュアルがローレンスさんから泉さんにいつの間にか変わっており、泉さんは「『チェンジブラインドネス』といって、心理学の現象で『変化の見落とし』といいます。私も見て驚きましたが、少しずつ変わると気付かないものですね」と感心していた。

 「レッド・スパロー」は、元CIA工作員の経歴を持つジェイソン・マシューズさんによる小説が原作。主人公のドミニカ(ローレンスさん)は、病気の母に治療を受けさせるためにロシアの諜報(ちょうほう)機関の訓練施設に送られる。そこは、ハニートラップと心理操作を武器にミッションを遂行するスパイ(スパロー)の養成機関だった。冷酷な女性監督の指導の下、ドミニカは持ち前の美しさと頭脳で、望まないながらも、一流のスパローへと仕立て上げられる……というストーリー。

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