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彼女がキレイな理由:中山美穂さん 最近気になるファッションアイテムは「デニムのロングスカート」

 女優の中山美穂さんが約5年ぶりに主演した映画「蝶の眠り」(チョン・ジェウン監督)が、5月12日に公開される。中山さんが演じるのは遺伝性のアルツハイマーに侵された小説家という役どころで、キム・ジェウクさん演じる韓国人留学生と出会い、お互い引かれ合う。難役を演じた中山さんに最近気になるファッションやこだわりについて聞いた。  ◇アルツハイマーに侵された小説家が…

 売れっ子の小説家・松村涼子(中山さん)は遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知り、“魂の死”を迎える前に何かをやり遂げようと、大学講師を始める。ある日、韓国人留学生のチャネ(キム・ジェウクさん)と出会い、ひょんなことからチャネは涼子の執筆活動を手伝うことになる。作業を進めるうち、2人は徐々に引かれ合うが、アルツハイマーは容赦なく進行し、涼子はチャネとの関係を清算しようとするが……というストーリー。中山さん、キムさんのほか、石橋杏奈さん、勝村政信さん、菅田俊さん、眞島秀和さん、澁谷麻美さん、永瀬正敏さんらが出演。新垣隆さんが音楽監督を務めている。

 ◇ファッションは「楽なものが好き」

 中山さんのファッションのこだわりは「楽なものが好きですね。トップスだったら(素材は)麻とかリネンとかが好き。さらっとしたもので、肌ざわりがよくて、脱ぎ着がしやすくて。どうしても現場に入って衣装を着させてもらうとき、衣装替えもたくさんあるので、簡単に着られるというものが私服でもメインになってしまっていますね」と話す。

 「下はデニムとか、ワンピースも多いかな。パッと脱ぎ着ができるもの。1分で着替えられるという(笑い)。パッと着替えて、終わったらすぐに帰りたいというタイプなので」と笑顔で語る。

 足元も「歩きやすいもの。ヒールが高くないパンプスやスニーカーなどいろいろですけど(笑い)」と“楽”をキーワードにしている。

 ◇現場用は「軽くて持ちやすいバッグ」

 そんな中山さんが最近、一番気になるファッションアイテムは「デニムのロングスカートを買いまして。それが気に入ってますね。ロングのフレアーで結構長さがあるんです。なかなかここ(足首)までの長さのものはないので気に入っています。色は濃いめです。とても着やすいですよ」と明かす。

 デニムのロングスカートに合わせるトップスは「なんでも合うんですよね。Tシャツでもいいし、普通にキレイ目のブラウスでも合うし」と目を輝かせる。

 バッグは「持ちやすくてたくさん物が入るもの。現場用だとA4サイズが入るとか靴が入るくらいの大きさ。スウェットというかウエットスーツのような素材でできていて、バッグ自体がものすごく軽いんですよ。バーキンみたいな形で、汚れたら洗ったりもできるし、肩にもかけることができるし。私が持っているのは深めのグリーンなんですけれど、皆さんにお勧めしちゃっています」と笑顔で語る。

 ◇メダイをピアスに作り替えて…

 アクセサリーは「小さいものをちょっとつけるくらい」といい、最近買ったお気に入りは「のみの市のようなところでメダイ(キリスト教のメダル)のものすごく小さい、古いのを見つけたんですね。それをピアスに作り替えて左耳にだけつけています」という。

 色が気に入ったといい、「色が本当にきれいで、ブルーの2、3ミリの小さい、よく見ないと何が描いてあるか分からないような、そのサイズのメダイも初めて見たので」とすぐに手に入れたという。

 小さいアクセサリーのために「(決まった)一つのトレーにポンポンと置いてますけれどもね」となくさないように決められたところに置いているという。

 次回は、遺伝性アルツハイマーに侵された小説家という難役を演じた中山さんに役作りの苦労や撮影の裏側などについて聞いた。

 <プロフィル>

 なかやま・みほ 1970年3月1日生まれ、東京都出身。1985年に女優デビュー。同年、歌手デビューも果たす。88年から94年まで「NHK紅白歌合戦」に7年連続出場。95年の映画「Love Letter」(岩井俊二監督)でヒロインを演じ、今でもアジア全域で抜群の知名度を誇る。主な出演作は、映画が「サヨナライツカ」(2010年)、「新しい靴を買わなくちゃ」(12年)、ドラマは92年のNHK大河ドラマ「信長 KING OF ZIPANGU」のほか、「プラトニック」(14年、NHK BSプレミアム)、「賢者の愛」(16年、WOWOW)、「貴族探偵」(17年、フジテレビ)、「平成細雪」(18年、NHK BSプレミアム)など。

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