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三浦春馬:主演舞台「罪と罰」で大島優子と初共演

 俳優の三浦春馬さんが、ドストエフスキーの名作が原作の舞台「シアターコクーン・オンレパートリー2019 DISCOVER WORLD THEATRE vol.5『罪と罰』」で主演を務めることが7日、分かった。三浦さんは、自身の掲げる“正義”のために殺人を犯す青年・ラスコーリニコフ役を演じる。

 また、ラスコーリニコフと心を通わす娼婦(しょうふ)・ソーニャ役で大島優子さん、ソーニャの義理の母カテリーナ・イワーノバナ・マルメラードワ役で麻実れいさん、ラスコーリニコフを疑い心理面から追い詰める捜査官ポルフィーリー・ペトロービチ役で勝村政信さんが出演することも発表された。三浦さんと大島さんは初共演となる。

 演出は、英国の演出家、フィリップ・ブリーンさんが手がけ、戯曲もブリーンさんが2016年にLAMDA(ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージックアンドドラマティック・アート)に書き下ろしたものをベースに、日本公演のために再構築する。三浦さんは15年上演のブリーンさん演出の舞台「地獄のオルフェウス」にも出演しており、同舞台で再びタッグを組む。

 三浦さんは、初共演となる大島さんについて、「大島さんが出演されている作品を見て、繊細かつパワフルな演技をされる方だと思いました。舞台上でどんなやり取りができるか、今からとても楽しみです」と語っている。大島さんは三浦さんについて、「主人公のラスコーリニコフを三浦さんが演じられるのが自然とイメージできました。三浦さんから正義感という、『それ』を感じるからかもしれません。一緒に、舞台の空間を作らせてもらえることがうれしいですし、とても楽しみにしています」とコメントしている。

 舞台は、東京公演が2019年1月にBunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で、大阪公演が同年2月に森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で上演。

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