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山田孝之:「万引き家族」を意識? 「カンヌのやつが…」

 俳優の山田孝之さんが11日、東京都内で行われた映画「50回目のファーストキス」(福田雄一監督)の公開御礼舞台あいさつに共演の長澤まさみさんと登場。山田さんは、冒頭のあいさつで「今日で14回目(の舞台あいさつ)で、やっとドラマの方に集中できるという感じでございます」とおどけ、続けて「あの、カンヌのやつが(ヒットして)えらいことになってるんで。お願いします、みなさん」と観客に呼びかけるなど、「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールを受賞した「万引き家族」(是枝裕和監督)を意識した発言も。長澤さんも山田さんに合わせて「みなさんのお力を借りて、少しでもカンヌのやつに追いつきたいです」と語り、観客を笑わせた。

 この日は男女の恋愛を描いた同作にちなんで、男女の恋愛観の違いを表した街頭インタビューの映像を紹介。「(男性から)ぐいぐい来て(誘って)ほしい」という女性や、自らを“草食系”という男性らが紹介されると、山田さんは「ぐいぐい来てほしいと言っていた人は、絶対断り方も雑なんで、相当男を傷つけていると思います」と切り出し、「女性はもうちょっとケアをしてあげないといけない。(『ぐいぐい来てほしい』というような)ああいう人たちが草食(系)をどんどん草食にしているんだと思います」と持論を披露。長澤さんも「(女性は)受け身になってあげる、向こうが話しかけやすいようにしてあげる、というのは一つの方法かなと思いますね」と納得していた。

 映画は、長澤さんと山田さんのダブル主演。ハリウッド映画「50回目のファースト・キス」(2004年、ピーター・シーガル監督)が原案で、プレーボーイの大輔(山田さん)は米ハワイ・オアフ島のカフェで地元の女性・瑠衣(長澤さん)と意気投合するが、瑠衣は事故の後遺症で、一晩で記憶がリセットされてしまう短期記憶障害を抱えており、大輔は、毎日“初対面”の彼女を口説き落とす……というストーリー。

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