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吉岡里帆:“生活保護”題材のドラマで主演 「父親が喜んでくれた」

 女優の吉岡里帆さんが主演を務める連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系)が17日スタートする。生活保護受給者を支援する新人ケースワーカーで、不器用だが情に厚く、ひたむきで一生懸命な性格の主人公・義経えみるを演じる吉岡さんが、ドラマの見どころなどを語った。

 生活保護が題材の同作。吉岡さんは出演オファーされた当時を振り返り、「考えました。(ドラマの)プロットを読ませていただいて、家で原作を読みました。愛情たっぷりに描かれていて、表現も生々しく、膨大な取材の基で作られている作品だなって感じて、やりたいと思いました」と回顧。普段から家族にいろいろなことを相談しているといい、「この原作をやりますって言ったときに、父親が喜んでくれました。大変な思いをしながら生活をされている方がいる。自分の役割を全うしてくださいって言われました」と明かした。    演じるえみるについて聞かれると、「良くも悪くも『普通』。これに限ります。22歳という就職したばかりで何も知らない。頑張って働きたいという希望を持っている(人)」と説明。「ドラマの監修をしてくださるケースワーカーさんがいて、お話をさせていただき、教材などもいただいたりしました」と役作りについても語った。

 最後に今回のドラマについて、「いろいろな側面も持ち合わせていると思います。関わっている方々の見え方で違ってしまうと思います。美談に描くこともないし暗く描いているわけでもなく、日常を描いています」と説明し、「(ドラマを)見た方が明るく、あしたも『頑張ろう』って思ってもらえるようなストーリーになっています」とアピールした。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の柏木ハルコさんの同名マンガが原作。新人ケースワーカーの義経えみるが、何らかの事情で生活に困り生活保護を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿と成長を描く。17日から毎週火曜午後9時に放送。初回は20分拡大版。

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