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石原さとみ:フェルメールに描いてもらうなら… 「台本を覚えているときの自分」

 女優の石原さとみさんが4日、上野の森美術館(東京都台東区上野公園)の「フェルメール展」のオープニングイベントに登場。「日常の風景を描いたフェルメールのモデルになって、描いてもらうとしたら」と質問された石原さんは「私にとって日常は仕事帰りや仕事前なのです。ドラマの収録をしたときに『台本を覚えるときの集中力がすごい』と言われたことがあって、机の上で台本を覚えているときの集中している自分の顔を描いてほしい。どんな顔なのだろう……。自分で見たことがないので見てみたい」と笑顔で答えていた。

 絵画を鑑賞した石原さんは「フェルメールは、黄や青が特徴と思っていて、本物を見たら白だったのが印象的。立体的な白でグレーが入るとこうなるというのは、本物を見るまでは気付かなかった」と話した。

 石原さんは展覧会のナビゲーターで、音声ガイドのナレーションも務める。音声ガイドの収録では「驚くぐらい緊張しました。どういう声質を出したら良いか考えたのですが、自分らしさを出したときに『良い!』と言ってくださって。フェルメールの温かさを大事にすれば良いと気付いて、最初から(収録を)やり直しました」と明かしていた。

 「フェルメール展」は、17世紀に活躍したオランダの画家で、寡作でも知られるヨハネス・フェルメールの絵画の9点(日本初公開は3点)を中心に、他の絵画を含む約50点を展示する。5日~2019年2月3日。

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