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北川景子:“強い女性”役は十八番? 「弱々しい役を演じたことがなく…」と苦笑

 女優の北川景子さんが11日、東京都内で行われたNHKの主演ドラマ「フェイクニュース」の会見に登場。同ドラマで芯が強くぶれない女性記者・東雲樹役を演じる北川さんは、NHK大河ドラマ「西郷どん」でも凜(りん)とした天璋院を演じており、「強さというところは、共通するところだと思う」と説明。続けて「あまり弱々しい役柄を演じたことがなくて……。毎回毎回、割と強めの役ですから、十八番(おはこ)といったところかもしれない」と苦笑交じりに語った。

 ドラマはフェイクニュースにまつわる事件を扱う社会派エンターテインメント作。大手新聞社からネットメディアに出向した樹(北川さん)はある日、編集長の宇佐美寛治(新井浩文さん) からインスタント食品への青虫混入事件について取材するよう命じられる。樹の前にSNSに青虫混入の投稿をした男(光石研さん)が現れる。この男の目的は? 青虫混入の投稿をきっかけに事態は思わぬ方向へ拡大し、企業間の争いにまで発展。やがてその矛先は樹自身にまで及ぶ……というストーリー。

 NHKドラマは初主演となる北川さんは、ネットニュースを扱ったドラマの内容にちなんでニュースへの見方について聞かれると「私自身、非常に慎重な性格で、マスメディアの情報には必ず偏りがあると認識している」と明かし、「同じ事柄を扱っていても、報じるスタンスや角度はメディアによって変わってくる。目にした情報をうのみにしないこと、見比べて、どこが報じていることが一番真実に近いのか、取捨選択をして見極める目を持つことが、大切なのかなと思ってきました」と見解を語った。

 会見には北川さん、「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)などで知られる脚本家の野木亜紀子さんらが出席した。野木さんは、北川さんが女性記者役になった経緯について「女性主人公の方が、題材が硬いからいいんじゃないかと書き始めた」と説明。「プロットと全体像を描いていく中で、北川さんになって。どうみても美人なので、それで“美人記者”、みたいな(笑い)。美人と聞くとみんな、ググッちゃったりするところがあるから、そういう意味ではちょうどよかったかなと」と笑顔で明かした。

 ドラマは前後編で、NHK総合で20日に前編、27日に後編を、両日共午後9時から放送される。

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