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古川雄大:“ミュージカル界の新プリンス”が「下町ロケット」に出演 第2章「ヤタガラス編」から登場

 俳優の阿部寛さん主演の連続ドラマ「下町ロケット」(TBS系、日曜午後9時)の第6話(18日放送)から、ミュージカル界を中心に活躍する俳優の古川雄大さんがレギュラー出演することが8日、明らかになった。ドラマは第6話から第2章となる「ヤタガラス編」に突入。“ミュージカル界の新プリンス”と呼ばれている古川さんが同局のドラマにレギュラー出演するのは今回が初で、農林協(農林業協同組合)に所属する大農家の“三男坊”吉井浩を演じる。

 古川さん演じる吉井は、農林協を通さずにスーパーや個人客と直接取引をする殿村(立川談春さん)を目の敵にする。三男坊として甘やかされて育ったがゆえに、あらゆる物事を軽視し、「米なんて食えればいい」など不遜な態度を取り、米作りに人生をかける殿村に反発される……という役どころだ。

 古川さんは「前作は一視聴者として拝見しており、とても素晴らしい作品で見入っておりました。 そんな作品に出演できることがとてもうれしいです。 この作品は善と悪、仕事に対して愛情を注ぎ信念のまま真っすぐ進む人々と、さまざまな欲望に駆られ間違った方向に進む人々とがはっきり分かれていると思っています。後者を演じさせていただく上で、とても豪華で個性豊かな出演者の皆さまの中に埋もれないよう、作品のいいスパイスとなれるように精進していきます」と意気込んでいる。

 ドラマの伊與田英徳プロデューサーは、「舞台で輝いている姿を拝見して、彼にくぎ付けになりました。実際にお会いするとそうでもないのに、舞台では大きく見えたのが印象的です。そんな彼が、ちょっと難しい役どころとなりますが、映像の中でどんなお芝居をしていただけるのか楽しみです」と期待を寄せていた。

 「下町ロケット」は、池井戸潤さんの直木賞受賞作をTBSの人気ドラマ枠「日曜劇場」で映像化し、大ヒットした同名連続ドラマ(2015年10月期放送)の続編。小説シリーズ第3弾「下町ロケット ゴースト」と第4弾「下町ロケット ヤタガラス」を基に、度重なる困難を力を合わせて切り抜けてきた佃製作所が、新たな危機に立ち向かうため、“宇宙から大地へ”と大きな転換期を迎える……という内容。ドラマは11日放送の第5話で第1章「ゴースト編」が完結する。

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