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中川大志:王子キャラ、auCMの反響に「うれしい」 理想の大人の男性像も語る

 2018年4月期に放送された連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(花晴れ、TBS系、火曜午後10時)で王子様キャラの馳天馬(はせ・てんま)を演じ、auのCMシリーズ「意識高すぎ!高杉くん」では細杉くんに扮(ふん)しコミカルな演技を見せている俳優の中川大志さん(20)。18年は「役名で呼ばれることが増えて、役者としてすごくうれしかった」と語る中川さんに、1年間の活動や新年の目標、10日スタートの連続ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(フジテレビ系、木曜午後10時)への意気込みなどを聞いた。

 ◇充実した20歳、21歳の目標は…

 中川さんは、18年について「あっという間でした」と振り返りながら「(花晴れの)馳天馬のような王子様をやりつつ、細杉くんをやったり(笑い)。いろいろな活動をさせていただきました」と充実した表情を見せる。「天馬を演じた時は、街で役名を呼ばれたり反響が大きかったです。細杉くんは、今までやった仕事の中で一番好評をいただいたような気がします。キャラクターを認知してもらえたのは、本当にうれしい」と喜ぶ。

 中川さんは6月14日に21歳の誕生日を迎える。19年については「21歳ってなると『大人本番!』っていう感じがしています。仕事もプライベートも無駄な時間を減らして有効的にしていきたい」と目を輝かせる。中川さんの理想的な大人の男性像を聞くと「趣味が多いんです。釣り、車、バイクとか好きなんです。そういった趣味を楽しんでいる男性になりたいですね」と楽しそうに語る。

 ◇初の弁護士役に「新鮮」 竹内結子、水川あさみらにからかわれる?

 新ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」は、情報を操作し裏で社会を動かす「スピン・ドクター」を題材にしたオリジナルストーリー。竹内結子さん扮する主人公で弁護士の氷見江(ひみ・こう)は危機管理が専門で、法廷ではなくスキャンダルの裏側が主戦場。社会的窮地にあるクライアントを99.9%の確率で救ってきた天才トラブルシューターであり、必要ならばうそすら正義に変えてしまう敏腕スピン・ドクターだ。そんな氷見の元に、政治、芸能、スポーツなど各界のさまざまなスキャンダルの対応依頼が舞い込み、氷見が依頼者を危機から救うべく奔走する姿を描く。

 中川さんは、氷見と同じく危機管理を専門にする駆け出しの弁護士・藤枝修二を演じ、弁護士役に初挑戦する。「今まで学生役が多かったので、27歳の役を演じるのは初めて。そういうキャラクターを演じられてうれしいです。スーツを着て役を演じるのも新鮮です」

 藤枝は、端麗な容姿とアメリカでも最難関のロースクール出身という華やかな経歴を持つ一方で、どこか抜けていて鈍くさいミスをすることもしばしば。それゆえ氷見たちにからかわれる場面もある。中川さんは「この役を演じる上で、プライドが高く人になめられたくないとか、いつもかっこつけているっていう部分を大事にしています。勉強ができて学歴もあり育ちも良いけど、世間知らずな一面もある。そういった部分を嫌みではなく可愛く見てもらえるように演技しています」と力を込める。

 藤枝について「正義感が強く、困っている人がいるとすぐ肩入れしたくなる。クライアントの言うことをすぐ信じたり、ピュアな部分もあります」と説明しながら「そういうピュアな部分は僕と似ているかもしれません。僕、だまされやすいんですよ(笑い)。(人の言うことなどを)直球で受け止めてしまうんです」と、共通点も明かした。

 ドラマには、竹内さんのほか、与田知恵役で水川あさみさん、真野聖子役で斉藤由貴さんらベテランの女優陣も出演。竹内さんらの印象については「めちゃくちゃかっこいいです。皆さん、演じている人物のキャラ作りがすごい! 撮影は、作り上げたキャラ同士の戦いっていう感じです。台本のせりふを消化し切った後に、監督のカットがかかるまでどう続けるかが勝負、みたいな感じで、とても楽しいです」と語る。しかし、撮影の合間には「先輩たちが僕のことをだましてくるんですよ(笑い)。時々、何が本当でうそなのか分からなくなる。可愛がってもらっているんだと思いますが……」と苦笑いする。

 中川さんは「今度は皆さんに、藤枝修二という名前を覚えていただければ」と期待しながら、ドラマについて「人間の本質が見え隠れする作品。どうぞお楽しみください」とコメントした。19年、中川さんがどのような活躍を見せるのか期待したい。

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