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今週のイケメン:福山雅治が「日曜劇場」で銀行員に 小栗旬が山崎豊子原作ドラマで主演 前編

 1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(2018年12月25日~2019年1月7日)は、福山雅治さんが、TBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で主演するニュース、作家・山崎豊子さんのベストセラー小説「二つの祖国」がドラマ化され、小栗旬さんが主演するニュースなどが注目された。前後編で取り上げる。

 福山さんが、4月から「日曜劇場」で放送される連続ドラマ「集団左遷!!」(仮題)で、主演を務めることが3日、明らかになった。50歳を目前にして、廃店が決まっている支店の支店長への昇任人事を受ける銀行員・片岡洋(かたおか・ひろし)を演じる。片岡はドラマの主人公としては強くないタイプで、自分の立ち位置や見え方なども気にする、どこにでもいるような“普通”のサラリーマンだという。福山さんが「日曜劇場」で主演するのは初めてで、銀行員を演じるのも初めて。またNHKの大河ドラマ「龍馬伝」(10年)で共演した香川照之さんの出演も発表され、2人は約9年ぶりにタッグを組む。

 福山さんは、自身が演じる片岡について「諦めきれない男。そして“うまくやれない男”だと解釈しています。会社のため、仲間のため、取引先のため、家族のため、そして自分のプライドのために頑張るのですが、その頑張りが必ずしも最適解ではない。でも、台本を読ませていただき、片岡の“うまくない頑張り方”に不思議ないとおしさを感じました」とコメント。「誰の人生においても正解は分からないし、一つではない。それでも、やるしかない。うまくはない、でも諦めない。時に強気に時に弱気に、いい年して揺れる男、片岡の強さともろさを表現できればと」と話している。

 ドラマは、江波戸哲夫さんの小説「新装版 銀行支店長」「集団左遷」(共に講談社文庫)が原作。福山さん演じる、銀行員の片岡洋は、廃店が決定している蒲田支店の支店長を命じられるが、上層部からは「頑張らなくてもいい」と言われ、困惑。自分の立ち位置に葛藤し、廃店を知らずに、頑張る部下たちを目の当たりにし、思い悩む姿を描く。香川さんは、つかみどころのない蒲田支店の副支店長、真山徹(まやま・とおる)を演じる。

 山崎さんのベストセラー小説「二つの祖国」がテレビ東京でドラマ化され、小栗さんが主演を務め、ムロツヨシさんがライバル役を演じることが18年12月26日、明らかになった。小栗さんが同局のドラマの主演を務めるのは、今回が初めて。同局の開局55周年を記念した特別企画ドラマスペシャルとして、今年3月30、31日に2夜連続で放送される。

 ドラマは1900年代の第二次世界大戦前、大戦中、大戦後の米国と日本を舞台にした青春偶像劇。米国に生まれ、米国人として育てられた日系2世たちが、“二つの祖国”のはざまで戦争という運命に翻弄(ほんろう)されながら怒濤(どとう)の人生を歩む姿を描く。  小栗さんは、日系2世でロサンゼルス・リトルトーキョーの新聞記者である主人公の天羽賢治を演じ、ムロさんは同じく日系2世で賢治の学生時代からの友人でありライバルのチャーリー田宮を演じる。チャーリーは米国社会での成功を目指す野心家で、賢治とチャーリーは“運命の2人”として対立する。

 小栗さんはムロさんとの共演について「売れっ子ですから胸を借りるような気持ちでいようと思います。どんなに仲のいい人でも敵対する役をやることはありますし。相手を刺激したい、発破をかけたい、という気持ちがお互いにあります」とコメント。ムロさんは「僕と小栗君が知り合って15年ぐらいになります。今までの僕らの関係性などを、芝居を通してぶつけられたらいいなと思います」と意気込みを語っている。

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