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フジ島田彩夏アナウンサー:学生時代は海外貧乏旅行も…アクティブ派な素顔 夢は「世界を紹介するリポーター」 

 フジテレビの夕方のニュース番組「プライムニュース イブニング」(毎週月~金曜午後4時50分)でメインキャスターを務めている島田彩夏アナウンサー。お茶の間にしっかりとニュースを届けてくれる知的で落ち着いたキャスターというイメージが強いが、旅が趣味で、学生時代には長期休みを利用して海外を貧乏旅行するバックパッカー経験もあり、ダイビング(レスキューダイバー)の資格や中型二輪免許も持つアクティブ派。バックパッカーに明け暮れた学生時代やアナウンサーを目指したきっかけ、仕事観や将来の夢などを聞いた。

 ◇バイク免許はラーメンのため?

 島田アナは愛知県豊橋市出身。上智大学を卒業後、1998年に同局に入社。現在は放送中の同番組でメインキャスターを担当しているが、プライベートでは、4歳と2歳の男の子の母親で、旅以外にも、ラーメンやお酒が好きだという。

 ダイビングとオートバイの免許は独身時代に取得した。「水泳が苦手なんです。ある日、知人からダイビングだったら泳げなくても潜れるって教えてもらったんです。まるで泳げるかのように魚を見られることに感動してしまって。こんな世界があるんだって、一気にハマって資格を取っちゃいました」と振り返った。

 オートバイの免許の取得理由は「ラーメンが好きで(笑い)。ラーメンって夜中に食べたくなるじゃないですか。(公共)交通機関が終わってしまった後に、バイクを駆使してラーメン屋を巡っていました」と楽しそうに話す。現在は仕事や子育てのため、オートバイを手放してしまったというが「子供が大きくなったら一緒に海に潜ったり、大型免許を取得して大型バイクでオーストラリアとかを一緒に旅してみたいですね」と夢を膨らませる。

 ◇学生時代は「バイトしたお金で貧乏旅行」

 学生時代は、夏休みなどの長期休みを利用して、中国やインド、東南アジアを中心に船や飛行機、長距離バス、電車、牛車を駆使してまわるなど、バックパッカーをしていた経験があるという島田アナ。「バックパッカーは大学1年から。夏休みとか春休みとかの長期休みで2カ月くらい」「当時はインターネットも発達していなかったため、宿も直接現地で探して交渉していました。格安航空券は電話で10社くらいに聞いて交渉して手に入れるような時代でした」と振り返る。

 「横浜港から当時出ていた『新鑑真号』という船で2日間かけて上海まで行ったのが始まりです。船上から見た真夜中の夜空の星が降るようで、ひたすら見上げていました。星空ってこんなに美しいのか、と」感動した思い出を語る。

 さらに「卒業旅行として、中国発モンゴル経由のシベリア鉄道の旅をしました。さまざまな国の人たちと同じコンパートメントで5泊6日。その後ヨーロッパ、東欧、バルト三国などを巡りながらオランダに到達して飛行機で帰国しました」と明かし、「休みのために東京でバイトをし、そのお金での貧乏旅行でしたが、さまざまな出会いと各国のお酒を楽しむ経験などもあった、充実した“バックパック学生時代”でした」と振り返った。

 ◇「なるほど! ザ・ワールド」の益田由美アナに憧れ…

 そんな学生時代を送った島田アナが、アナウンサーを目指すきっかけになったのが、同局の人気番組「なるほど! ザ・ワールド」だ。知られざる海外の話題を、リポーターたちが現地からクイズ形式で紹介していく紀行バラエティーで、リポーターとして出演していた同局の益田由美アナウンサー(当時)に憧れた。

 「あの当時は、世界がまだまだ遠くに感じていましたが、益田さんは視聴者と近くて、まるで隣にいるかのように話しかけるリポートをされていました。私も世界を旅して紹介する番組に出てみたい!って思っていました」と明かす。

 憧れだった益田さんと、今では食事仲間だという島田アナ。「『なるほど! ザ・ワールド』の秘話を聞かせていただいたり(笑い)。益田さんは、若い子たちと話をしていても同じ立場で会話をされるんですよ。そういうところが、とてもすてきで今でも憧れの存在です」と声を弾ませる。

 ◇子供を寝かしつけた後に“1人反省会”

 「私は若いころから報道番組に携わらせていただきました。さまざまな現場に行って伝えるということはもともと好きでしたし、奥の深さなど、いろいろ教えていただきました」と話す島田さん。報道の難しさについては「決められた時間があります。対談やインタビューなど時間がある中で、うまく話を聞き出せなかったり、コメントを求められて気の利いたことが言えなかったりすると落ち込みますね」と話し、「そういう日は、子供を寝かしつけた後に“1人反省会”しています」と明かした。

 今後の目標についても聞くと「英語や中国語のスキルを磨きたいです。その国の方たちの言葉でいろいろな話をしてみたい」と答え、「やはり、世界を紹介する番組でリポートをやってみたいです。それと長尺のナレーションのような声を使う仕事にも挑戦してみたいです。そういうお仕事につながっていけば、すてきだなと思っています」と目を輝かせていた。

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