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窮鼠はチーズの夢を見る:実写映画化で関ジャニ∞大倉忠義&成田凌が初共演

 人気グループ「関ジャニ∞」の大倉忠義さんが、水城せとなさんのマンガを実写化する映画「窮鼠(きゅうそ)はチーズの夢を見る」(行定勲監督)の主演を務めることが12日、明らかになった。成田凌さんの出演も発表された。大倉さんと成田さんの共演は初めてで、大倉さんは大伴恭一、成田さんは今ケ瀬渉を演じる。

 映画は、「失恋ショコラティエ」や「脳内ポイズンベリー」などで知られる水城さんのマンガ「窮鼠はチーズの夢を見る」「爼上(そじょう)の鯉は二度跳ねる」(小学館「フラワーコミックスα」)が原作。

 優柔不断な性格が災いして不倫を繰り返してきた広告代理店勤務の恭一の前に、妻から派遣された浮気調査員として今ケ瀬が現れる。今ケ瀬は、恭一の大学時代の後輩で、2人は7年ぶりの再会だった。今ケ瀬は、恭一に不倫を隠すかわりに「カラダと引き換え」という条件を突きつける。最初は拒絶していた恭一だったが、7年間いちずに思い続けてきたという今ケ瀬のペースに乗せられ、彼と過ごす時間が心地よくなっていく……というストーリー。2020年に公開予定。

 ◇大伴恭一役の大倉忠義さんのコメント

 素直に、とてもピュアなラブストーリーだと思いました。もちろん衝撃を受けましたが、恋に落ちるきっかけというのは、誰にも分からないものだなと。行定組でのお芝居は大きなプレッシャーがありますが、とてもぜいたくな時間だと思うので、堪能したいと思います。

 成田さんと初めて共演させていただきますが、お互いすんなり入っていけそうな気がして楽しみです。人が人を好きになるということに境界線はないということを、この映画を通じて感じてもらうきっかけになればと思います。

 ◇今ケ瀬渉役の成田凌さんのコメント

 セリフの一言一言がとても繊細で、どう表現していくか、とてもやりがいがある作品だと感じました。

 現場に入り、大倉さんと対峙(たいじ)しないと見えてこない感情はきっとあると思いますが、今ケ瀬という役に自分がどう寄り添えるか、今から胸が膨らみますし、心のスイッチが入りました。きっと、誰にとっても共感してもらえる恋愛が描けると思います。行定組の一員として、丁寧に一生懸命に作っていくので、見ていただく方それぞれが自由に楽しんでもらえたらうれしいです。

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