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横浜流星:「はじこい」“ゆりゆり”役でついに確変! 出演作続々で今年最大のブレークか?

 19日に最終回を迎えた連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話(はじこい)」(TBS系)に“ゆりゆり”こと由利匡平役で出演していた横浜流星さん。ドラマの放送終了と同時にSNSでは、「ゆりゆり見られるのが最後だと思うとさみしい」「ロスで涙止まらん」「毎週の癒やしが……」といった声が次々と上がり、視聴者の間で“ゆりゆりロス”が広がるなど、ピンク頭がトレードマークの“ゆりゆり”が横浜さんにとって当たり役となったのは間違いないだろう。最新写真集「流麗」(KADOKAWA)は発売前に重版され、21日公開の映画「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」(川村泰祐監督)の初日舞台あいさつでも、多くのファンが熱い声援を送るなど、その人気ぶりはちょっとした現象になりつつある。まさに“確変”に入ったといえそうだが……。

 ◇「特撮」出身の横浜流星 期待の若手俳優として頭角を現してきたところだった…

 横浜さんは1996年9月16日生まれ、神奈川県出身の22歳。元々は空手少年で、2011年には空手の国際大会で優勝した経験を持つ。俳優として転機になったというのが、スーパー戦隊シリーズの38作目として14~15年に放送された特撮ドラマ「烈車戦隊トッキュウジャー」。横浜さんは志尊淳さんらと共にメインキャストを務めた。

 以前のインタビューで横浜さんは「『特撮のお陰で』って思える部分は今もとても多い」と明かしていて、「ずっと1年間、同じ作品、同じ役に関わっていたので、役への向き合い方であったり、それこそ『トッキュウジャー』では(メインキャストの)6人で一緒にいたから、共演者との関係性であったりとか、今も学んだことが生きている。もちろん最初からうまくいったことなんてなかったし、当時は10代でツンツンしちゃったりもしましたけど(笑い)。それはダメだなって思えたのも、戦隊の経験があったから。その一つ一つがどれも大きかった」と振り返っている。

 戦隊以降も着実に俳優としてのキャリアを重ねてきた横浜さんは、昨年、主演を務めた「兄友」「虹色デイズ」を含む映画4本が公開。デビューから5年以上がたち、期待の若手俳優として徐々に頭角を現してきたところだった。充実の18年を経て「より一層、作品への思いが強くなって、もっともっと、よりこの仕事、芝居が好きになりました」と語っていた横浜さんだけに、現在の人気ぶりは一過性のものでは終わらない可能性は高い。

 ◇「チア男子!!」に「いなくなれ、群青」… 今後も主演映画が待機

 そういった意味でも気になるのが、横浜さんの今後の出演作だ。まずは、直木賞作家の朝井リョウさんの小説を実写化する映画「チア男子!!」(風間太樹監督)が5月10日に公開される。横浜さんは、16~17年に放送されたスーパー戦隊「動物戦隊ジュウオウジャー」のジュウオウイーグル/風切大和役などで知られる中尾暢樹さんとダブル主演。柔道一家の中で自分の才能に苦悩し、男子チアの世界へ飛び込む坂東晴希を演じ、3カ月以上練習を重ねたという男子チアの迫力のあるパフォーマンスも披露しているという。

 さらに横浜さんは、9月に公開予定の映画「いなくなれ、群青」(柳明菜監督)で主演を務めることが昨日、明らかに。河野裕さんの青春ミステリー小説が原作で、共演はモデルで女優の飯豊まりえさん。横浜さんが演じるのは、「はじこい」の“ゆりゆり”とも「チア男子!!」とも異なるミステリアスな雰囲気を身にまとう「七草」というキャラクター。劇中でどんな表情を見せてくれるのか、こちらも楽しみなところ。

 以前にも「見てくださる方に少なからず影響を与えるような、説得力のある役者になっていきたい」と意気込み、「そのためには一つ一つ自分がやるべきことをやって、少しずつ力を付けていきたいですし、『L・DK 』のような少女マンガ原作のものとか、今しかできないような作品にもちゃんと出演して、ゆくゆくはヒューマンドラマやミステリーといった、自分の好きなジャンルの作品で求められるような役者になりたいです」と目を輝かせていた横浜さん。

 おととしの竹内涼真さんや昨年の田中圭さん、中村倫也さん、志尊さんらに続き「今年最大のブレーク」となる可能性を大いに秘めた横浜さんの活躍に引き続き注目だ。

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