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元ぼくのりりっくのぼうよみ:「CanCam」7月号で改名後初エッセー 「エモい」をつづる

 1月末に、ミュージシャンとしての活動を終了した元「ぼくのりりっくのぼうよみ」のたなか(前職ぼくのりりっくのぼうよみ)さんが、23日発売の女性ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」(小学館)7月号で、改名後初のエッセーを書き下ろしたことが22日、分かった。エッセーは、20代女性の間の流行語「エモい」という感情について考えた2000字で、自身の恋愛体験からつづったという。たなかさんが、恋愛体験も含め、等身大の自分をつづるのは今回が初。

 たなかさんは、中学時代に動画サイトに投稿したオリジナル曲や「歌ってみたい動画」が 注目され、高校時代に「ぼくのりりっくのぼうよみ」としてメジャーデビュー。確かな歌唱力とラップのスキル、文学的な歌詞が評価され、4枚のアルバムを発表。活動は音楽にとどまらず、文芸誌への寄稿や小説の発表など、文筆家としての才能も発揮。「僕は天才をやめます」と、「ぼくのりりっくのぼうよみ」の活動に終止符を打ったことは、20歳の斬新で大胆な考えとして、話題を集めた。

 改名後初エッセーということで、たなかさんは「前職のぼくのりりっくのぼうよみを辞して、無職になった。それから2カ月ほどを経て、そろそろ自分とぼくのりりっくのぼうよみが本格的に切り離せてきたような気がする」「久々に仕事らしい仕事なので緊張しつつこの文章を書いている。楽しんでいただければ幸せである」などつづっている。

 また、「高校生のときに付き合っていた彼女がいた。インターネットで出会った人だった。たしか時期的には、まだぼくのりりっくのぼうよみと名乗る前だった気がする」「デートは2週間に1回、土日にうろうろするという感じだった」などと明かしている。

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