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中谷美紀:フランス映画への愛を語る「私の青春の象徴」

 女優の中谷美紀さんが6月20日、横浜みなとみらいホール(横浜市西区)で開催された「フランス映画祭2019 横浜」のオープニングセレモニーに出席。同映画祭のフェスティバル・ミューズを務める中谷さんは「私にとってフランス映画は青春の象徴でありました。迷える10代のころ、訳もないいらだちですとか、あふれる探究心を満たしてくれたのが、フランス映画でした」と振り返った。

 また「不確かな、不安定な日常の中に、フランス映画がいちるの望みとして、皆様の日常を照らす光としてあり続けることを、心よりお祈りしています」とあいさつ。レッドカーペットではフランス映画の魅力について「まずはフランス映画ってとてもおしゃれな雰囲気。人々の人生を、大切に、緻密に、そしてリアルに描いているところが魅力だと思います。音楽も魅力的ですよね」とコメントした。

 この日は、アラン・ドロンさんからのメッセージ映像がサプライズで上映されたほか、オープニング作品「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」のジル・ルルーシュ監督、「アマンダと僕」のミカエル・アース監督と主演のバンサン・ラコストさんらゲストが次々と登場。中谷さんはレッドカーペットで、ゲストと流ちょうなフランス語で談笑した。

 フランス映画祭は、1993年から日本で開催されている映画祭で、今回で27回目。2005年までは横浜、06年からは場所を東京や地方に移し開催されてきた。昨年、13年ぶりに会場を横浜に戻し、今年も横浜・みなとみらい地区を中心に開催。フランス映画全体の活況を図ることや、まだ買い付けのないフランス映画、新進の監督や俳優が日本で紹介される機会を作ることを目的とし、23日まで開催された。

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